今日2021年11月5日(金)6時15分ごろ、蠍座12ハウスで新月となりました。
皆さんは今日の蠍座新月のエネルギーをどのように使いますか?
そして、今日から始まる蠍座新月月間の約1か月をどのように過ごしていきますか?
蠍座のテーマの1つである「変化・変容」は、多くの方にとって今回必要なことだと思いますので、そのことも含め、ご自分なりのベストな過ごし方を考えてみてください。
今日は、蠍座新月についてまとめました。
蠍座新月の当日にやっておきたいこと
まずは、蠍座新月が起こる今日、やっておきたいことについて。
早朝の新月なので、今朝はいつもより長めに日の光を浴びる時間をつくってみてください。
そうすることで、蠍座新月直後のエネルギーをストレートに受け取ることができると思います(直射日光ならぬ、直射月光といった感じでしょうか。今太陽が月を照らしているのは地球と反対側ですけど)。
蠍座は、潜在意識や無意識といった、普段はアプローチしづらい領域にも手を伸ばすことができるサインなので、
自分の中に様々なブロックやトラウマ、執着心などネガティブな感情があると自覚している方は、ちょっと長めに日光浴をして、蠍座新月のエネルギーを身体に浸透させ、変容しやすい状態をつくっておきましょう。
夜に新月水をつくって飲んだり、新月水を入れて入浴するなど、水を使って細胞に蠍座新月のエネルギーを浸透させておくことでも変容がさらにスムーズになります。
もちろん、夜の月光浴もおすすめです◎(月は地球の向こう側に行っちゃっていますが…)。
2021年蠍座新月、テーマは「深い変容」
続いて、星読みです。
今日の蠍座新月のホロスコープがあまりにもわかりやすくて、最初に見たときは思わず笑ってしまいました。
というのも、北半球(ホロスコープの下半分)に見事に星が集中していたから。
南半球が「対社会」に関するフィールドであるのに対し、北半球は主に「プライベート」に関するフィールド。
宇宙から、「今回の蠍座新月月間ではとにかくとことん自分に向き合って、それぞれが必要な変容のプロセスに取り組みましょう。以上!」と、きわめてシンプルかつ強力なメッセージを受け取った気がしています。
厳密に言うと、天秤座の水星と蠍座の火星、太陽、月は、12ハウスの南半球に位置しているのですが…
どれもほぼ水平線に近いので、これはもう北半球と見なすことにしちゃいました。
(地平線から一番離れている水星も明日には蠍座入りしますしね)。
北半球=プライベートモード、もっと言うと「自分と向き合い集中する時間」を過ごす。
今回はこれ以上は必要ないかな、と思います。
太陽の蠍座入りのときから何度も繰り返していますが、
今は「変容」の1択!
ホロスコープをよく見ると、あっちこっちで星と星がスクエアだオポジションだとハードアスペクトをとっていますが、これももうブースターと見なして、とにかく自分に集中する。
蠍座は潜在意識や無意識領域を管轄する星座なので、その領域にまでアクセスしていくーー。
イメージとしては、深海に、深く深く、ただひたすら潜っていくような感じです。
あとは、私が蠍座の季節によく使っているイメージなのですが、「芋虫→蛹→蝶」の羽化までのプロセス。
「蛹→蝶」の、虫のスープと言われている、蛹の中で一度ぐっちゃぐちゃになるように見えるあの過程です。
この虫のスープ、自分で再現するイメージがしたかったので、以前かなり詳細まで調べてみたのですが、
変態とはいうものの、みんな、幼虫(芋虫)のときから蝶になったときの土台となる器官のようなものはすでに持っているので、内側でまったく違うものを創り出しているわけではなく、生まれた時からすでに持っていたものを別の形にしているだけなんだそうです。
芋虫は、蝶の象徴とも言える羽の元になる器官を、すでに体内に持っているのです。
でも、それは蝶に限ったことではなく…人間も同じ、だと思いませんか?
生まれた時からすでに持っていて、でも、今まで表には出していなかったものを、成長過程でまったく別の物に形を変えて、目に見える形で表に出していく。
蝶が、羽化するタイミングで、美しい羽を発現するように。
このプロセスが私はすごく気に入っているのですが、これから私たちも意識下でこの変容のプロセスを体験していくのです。
太陽の蠍座入りのときから変容のプロセスは始まってはいますが、本番はこれから。
ぜひ、変容後の自分の理想の姿や在り方などを明確にイメージしてから、変容のプロセスへと向かってください。
おそらく皆さん、すでに変化が必要な部分がどこかをわかっているはず。
変化への抵抗があったり、勇気がどうしても出ない、という方は、蠍座でパワフルになっている火星のエネルギーも使ってみると良いと思います。
蠍座新月とオポジションをとる牡牛座の天王星を意図して活用
蠍座の火星の他にも、今回、サポーターとして蠍座新月をバックアップしてくれる惑星があります。
それは、蠍座新月の対岸にある牡牛座の天王星です。
今日は蠍座新月と牡牛座の天王星がきれいにオポジションとなります。
オポジションはハードアスペクトと言われているので、不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
天王星は無駄なことはしないので、もしも自分が望まないようなこと、ショッキングな出来事が起こったとしても、短期間で効率よく変容を促すための1つの過程にすぎません。
むしろ、天王星が絡んでいる場合は奇跡的な方法で早期解決が望めるので、その時は一時的に辛いかもしれませんが、変容のプロセスとしては成功と言って良いと思います。
また、普通に考えたらありえないようなことが起こってしまう天王星の錬金術的マジックも、意図すれば使えそうなので、こちらもうまく活用してみてください。
そして、スケジュール的なところで言うと、2021年11月22日(月)太陽射手座入りのころには、「飛躍」「限界突破」など射手座のテーマへと移っていくので、
2週間後の2021年11月19日(金)の牡牛座満月(この日は皆既月食に近い部分月食)前後で変容を終えるスケジューリングが理想です。
先程、変容後の自分の理想の姿や在り方などを明確にイメージしておきましょうと書きましたが、
ここでちょっと気をつけたいのが、理想や結果に固執・執着しないこと。
天王星は「思いもよらないことをする」星なので、理想を明確にイメージしたところで、実際には思い描いた通りではない結果になる可能性もあるからです。
でも、それは、多くの場合、「思い描いていた理想以上」であることがほとんど。
繰り返しになりますが、天王星は無意味なことも無駄なこともしない星。
私たち人間の制限のある思考では思いもしないような展開や状況を用意してくれることがあるのです(しかもわりと高確率で)。
ですので、自分の意図したようにはならなかったとしても、やってきた流れや結果が最善であると信頼してください。
未来へつながっていく2021年の蠍座新月のエネルギー
今月に入ってから、なかなか思うように事が進まなくなり、運が悪くなってきた…と思っていたら、先日、「次のステージに進むときがきた」と言われました。
ステージアップしたので、今までと同じようにやっていてもうまくいかなくなっていたのです。
これは、私に限らず、多くの方が大なり小なり思い、そして体感していることだと思います。
今回の蠍座新月での変容のプロセスは、新月が起こる12ハウスのナチュラルサインである魚座…年末からスタートする「魚座木星期」へとつながっていきます。
魚座木星期…厳密に言うと、木星が新しいサイクルに突入していく魚座木星期&牡羊座木星期、その両方を体験する来年2022年ですね。
また、それとは別に、月初の転機予報でも書きましたが、
2022年1月19日(水)、天王星の逆行終了と同日に、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルがそれぞれ移動し、牡牛座、蠍座へと入ってきます。
×ドラゴンヘッド→双子座から牡牛座へ
×ドラゴンテイル→射手座から蠍座へ
ドラゴンポイントについては人(ネイタル)によって受ける影響がかなり違うのですが、エネルギー的には、ドラゴンポイントが牡牛座&蠍座に滞在する約1年半とも連動します。
そのような意味でも、今回は未来への布石ともなるようなタイミング。
今回の蠍座新月月間では「Concentrate on myself」を胸に、とことん自分と向き合って、まだ内側で眠ったままの新たな自分を目覚めさせていきましょう。
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有意義な蠍座新月月間となりますように。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
蠍座新月のディープなエネルギーが、深い意識下での変容を促し、火星と天王星とともに、新たな自分への目覚めをパワフルにサポートしてくれることを願って。