先日、友人とオンライン飲みをしました。なんやかんや8時間(!)も話してしまったので、そりゃあもう色々なことを語り尽くしたのですが、それだけ長い時間話していれば、過去の話も出てくるわけで…
彼女との話で過去の恋愛についても久々に思い出しまして。そこではたと思い至ったのがお相手の「星座」のこと。
私が非常に惹かれ、そして実際には非常に合わなかったのが「山羊座の人」でした。
星座で人を判断しないようにはしているものの、一方で「○○座だから」と一括りにして考えてしまいがちなのは、明らかに山羊座の人との関係性が原因です。
山羊座の人も山羊座的な人も、親しくなればなるほど「合わない」と感じる部分が増えていきます。距離感を保てれば特に何も思わないので、知り合いや友達だったら良い関係でいられるのでしょう。でも、思い切って1歩踏み込み「恋愛関係」に変わった瞬間…「性格の不一致による非常に不愉快な時間」が幕を開けます。
太陽星座が山羊座の人の場合は月星座によっては合う場合もあるのですが、月星座が地のエレメントの場合は最悪でした(今のところ1人しか知りませんが…)。
そして太陽が火のエレメントで月星座が山羊座の人も、親しくなるにつれてダメになっていきました。とてもわかりやすく。
どちらの場合も、その人といると自分らしくいられず、かつ相手から否定されることが多くなり…一緒にいたいと思うのに一緒にいると嫌な気持ちになる、という矛盾した状態がしばらく続きました。
また、その時の特徴的な行動パターンとしては、とにかく私が相手に合わせようとしていたこと。(いつもは「相手に合わせよう」なんで微塵も思いません)。今思えば、共感しあえることがほとんどなくて、このタイプの人とは歩み寄る姿勢がなければ絶対にうまくはいかない、と本能的に気づいていたのかもしれません。
人格否定とでもいうのでしょうか、当時はけちょんけちょんに言われ、何でそこまで言われないといけないのか、その頃の私には本当にわからなくて、最初はそれなりに傷つき、我慢もしていたので、その時のことは今でも若干トラウマです(笑)。
傷ついて終わり、なんてかわいい性格はしていないので、まあいいんですけどね。(私の方が少し年上だったことから、「こんなババアと…」と言われたときは、「この人は私の人生にいらない」とすっぱり思えましたし)。
幸い(?)お相手の方々は私と違って交戦的ではなかったので、大喧嘩になるようなこともなかったのですが…ここまでくるともう、修復の努力なんて考えは浮かびもせず、終焉まっしぐら。
ただ、当時は自分ばかりが否定されたと思い、怒っていましたが、今思えば、私の場合は無自覚で相手を否定していた可能性が大きいです。
なぜなら私、そもそもの生き方が山羊座的な感覚を否定しているところがあるから…。
12星座は前の星座を否定してできているそうなのですが、それでいくと水瓶座は山羊座を否定している、ということになり、そのロジックに当てはまるといえば当てはまります。
それに、ルナロジーのKeikoさんが著書かブログで「山羊座が苦労して作りあげたものを水瓶座が一瞬で壊して新しいものに作りかえる」というようなことをおっしゃっていて(木星山羊座期から木星水瓶座期への移行の話だったかと思うのですが)、それを見て私、すごく納得した記憶があるんです。
実際、社会人になってから、組織の古い体質を大なり小なり壊したり、ヒビを入れる役割を担っている、と感じることがあったからです。
だから、自分でも気づかないうちに、無自覚に、山羊座的感覚を軽んじたり、山羊座ビルドの物事を手当たり次第クラッシュしていた可能性は充分にありえます。
そう考えると私の方が酷いことをしていたかもしれませんね…(ごめんなさい…)。
そういうわけで、水瓶座にとってはどうなのかは統計をとってみないとわかりませんが、少なくともネイタルホロスコープ的に水瓶座が多めの私には合わない、という結論です。
ただ、私のケースに限らず、他の方の話も聞いていると、山羊座と水瓶座は自分にないものに惹かれる反面、そもそも心地よく思うことやものの性質が違うから、相当な努力をお互いがしない限り、良い関係性はつくることが難しい星座の組み合わせ、なのかもしれないなと思いました。
お互いの違いを認め、それを受け入れること。
今はもう、根本的に合わない人と、無理に努力をしてまで一緒にいる必要はないと思うので、山羊座の人に対しては「合わないな」と感じた時点で深い仲になることは避けると思いますが、もしもお互いの努力で良い関係性をつくりあげることができたなら、お互いが自分には無いものを補完し合える最強のパートナーになれるのではないかとも思いました。
山羊座はコツコツが得意だから山羊座の人はコツコツと、水瓶座はお得意の割り切りでロジカルに、それぞれが相手を受け入れ、それぞれの方法で関係性を築き上げていく。それが、山羊座と水瓶座がうまくやっていく秘訣、なのかもしれません。
(よっぽどのことがない限り、私はもうそんな努力をするという選択はしないですけどね・笑)。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
水瓶座=多様性、とは理解しつつも、自分と異なりすぎるものを身近な存在として受け入れるのは、やっぱりちょっと難しい面があります。でも、それでは何も変わらないので…少しずつでも、それぞれの違いを楽しむ感覚を人々が身につけていくことができますように。(もちろん私も!)