ここ最近、立て続けに「COVID-19の今、どんな自分でありたい?」という画像を目にしました。
画像はこちらです(藤倉礼亜さん(@rea_fujikura)という方がTwitterで日本語版を共有してくださっていたので、お言葉に甘えてお借りさせていただきました。ありがとうございます)。
ソース元はCarl Jonsson氏の英語版「Who do I want to be during COVID-19」。
3つのゾーン「FEAR ZONE(恐れ)」、「LEARNING ZONE(学び)」、「GROWTH ZONE(成長)」の中で、自分が今どのゾーンにいるかを問うものです。
非常にハッとさせられる内容だったので、この機会に私も改めて内省してみました。
「恐れのゾーン」
・特に必要のない食料品、トイレットペーパー、医薬品を買いに走る
・恐れや怒りの感情を周囲に発散する
・頻繁に不平不満を言う
・誰かから来た情報やメッセージを全部拡散する
・すぐ怒る
「学びのゾーン」
・コントロールできないことは手放そうと思い始める
・食べ物からニュースに至るまで自分を傷つけるものをとことんやめてみる
・自分の感情に名前をつけてみる
・状況を自覚してどう行動するべきか考える
・デマの情報を拡散する前に本当に正しい情報なのか評価する
・誰しもがベストを尽くそうとしているのだということに気づく
「成長のゾーン」
・他の人のことを考え、彼らを助ける方法に目を向ける
・自分の出来ることや得意なことをそれを必要としている人に届ける
・今を生き、未来にフォーカスする
・自分自身と他の人に共感できる自分でいる
・他の人に対し感謝の気持ちを持つ
・幸福な感情を保ち希望を広める
・新しい変化に適応するための道を探す
・心の静けさ、忍耐、人とのつながり、そして創造性を体現する
さて…どのゾーンにいましたか?
私は、自宅で仕事をするようになった3月くらいはまだ恐れも迷いもなく、学習&成長のゾーンに意識を向けることができていたと思います。
でも今は…恐れのゾーンに書いてあることは当てはまりませんでしたが、ネガティブな世の中の風潮やニュースに流されるように、学びや成長のゾーンからははみ出してしまったような気がしています。いるとしたらきっと、恐れのゾーン。少なくとも、気持ちは学びや成長ではなく恐れにフォーカスしてしまっていると思います。
実体験から自分の強運をギリギリ信じることができていた状態からも、すっかりはずれてしまいました。
それだけでなく、自分の幸せについて考えることさえ放棄してしまっていたことに気づき、愕然としています…。
新型コロナウイルス禍による先行き不安の今、どんな自分でありたいか?
【今の時点での理想】
・周りの不安や恐怖、ネガティブな感情に流されずに自分をしっかりと持つ。
・コントロールできないことは手放す(学びのゾーンより)。
・今を生き、未来にフォーカスする(成長のゾーンより)。
・幸福な感情を保ち希望を広める(成長のゾーンより)。
・新しい変化に適応するための道を探す(成長のゾーンより)。
・自分らしい解釈と物の考え方をする。
・今、自分にできることは何かを常に自分に問い、考える。
・視野を広く持ち、人のことだけでなく地球や自然のことも考えて行動する。
未来がどうなるのかは今の時点では何もわかりません。でも、制限があるとはいえ、今この時間をどのように過ごすかは選択することができます。有意義に過ごすことだってできます。楽しく幸せに過ごすことだってできます。
そして今をどう過ごすかによって、おそらく未来も変わります。
今、この制限のある状態の中で、世の中の流れを見失わず、とり残されず、だけどいかに時間を有効に使うことができるか――。
もう少し自問自答して、今、そしてCOVID-19後にどんな自分でいたいかまで考えたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今の状況は、別の見方をすると、人々が一度立ち止まって生き方を考え直すために必要な機会、そして時間なのかもしれません。
世界中の人々が、不安や恐怖に惑わされずに、希望や幸福、生まれてきた目的、使命にフォーカスすることができますように。