明日4月26日（日）早朝5時ちょっと前に、「破壊と再生」のサインである冥王星が山羊座で逆行を開始します。惑星は逆行や順行に切り替わるタイミングの前後から影響が出ることもあるので、もしかしたらもうその影響を感じている、という方もいるかもしれません。
冥王星の逆行は毎年起こり、去年はそこまで大きな影響はなかった記憶があるので、いつもならそこまで気にしないところなのですが…今の世の中の状況を考えると、今回はちょっと注意が必要かなと思っています。
なぜなら、2月17日から3月10日までの約3週間続いた水星逆行のタイミングでは、トイレットペーパーデマ（にわとりたまごでどちらが先かはわかりませんが、後にデマではなくなった騒動）など、日本の一部地域で信憑性に欠けるとされる情報拡散＆混乱＆物の買い占めが起こりました。
パラダイムシフトの直前、というよりもシフト真っ最中であることを考えると、冥王星逆行のタイミングでも、地の時代から風の時代への移行に必要な何かが起こってもおかしくはありません。
しかも、冥王星はパワフルな惑星なので、その影響は人知を超えた範囲と言われ、世界や地球レベルに及ぶ可能性大。今の世界情勢を考えると余計に「あり得る…」と思ってしまうのです。
ただ、調べてみたら、占星術師によっても様々な見方・解釈があり、注意を促す方もいればライトに受けとめている方もいて、逆にそれが救いだなと思いました。
というのも、何が起こるかはわからない＝世界規模で何かがあったとしても、それが悪いことかはわからないからです。
また、個人レベルでは、今回の冥王星逆行の影響が吉と出るか凶と出るか、あるいは特に何も影響がないか、感じ方に大きな差が出る気もしています。逆を言えば、何が起こっても解釈次第で吉にできるのではないかと思っています。
冥王星は「破壊と再生」のほかに「始まりと終わり」「生と死」「カルマ」「変容」「無意識」などの言葉を象徴するサイン（個人的には蠍座っぽい、と認識しています）。
個人レベルでは対処しようがないのですが、冥王星が象徴するサインにまつわるような何かが起こるかもしれないこと、留意しておくと、何かがあっても慌てずにすむかもしれません。
冥王星逆行中の4月26日～10月4日で特に注意したいのは、
●冥王星が逆行・順行に戻る4月26日と10月4日の前後
●土星が逆行・順行に戻る5月11日と9月29日の前後
今回の世界的危機となった新型コロナウイルスによる問題がトリプルコンジャンクション期に勃発したことを考慮するのであれば、
●木星が逆行・順行に戻る5月14日と9月13日の前後
もチェックしておくと安心かもしれません。
個人的な話になりますが、冥王星をルーラーにもつ蠍座新月でここ2年、ショックを伴うような変化が突然起こる、という経験をしています。そこには自分の意思ではないものも介在しているような、その時の私にとっては現状が突然変わり、しかも精神的にも結構な痛手を負うことだったのですが…2回ともその後には想像すらできなかったような良い現実が待っていました。
今回の冥王星逆行でも、もしも何かが起こるとしても、そういう「より良いことのための何か」ではないのかなと思います。
また、4月26日の冥王星逆行を皮切りに、他の惑星も追随するように逆行を始めます。多くの惑星が逆行している期間は、逆に今までの生活が戻ってくる…なんてことも考えられます。先行きの見えない現状に希望をもたらしてくれるような、嬉しい変化をもたらしてくれるといいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今回の冥王星逆行が、より良い未来のための変容をもたらしてくれることを願って。
