今日(2020年3月22日(日)13時ごろ)、「土星が水瓶座入りする」という大きめのイベントが天空で起こります。と言っても今回は7月1日(水)までの約3か月という期間限定。5月11日(月)~9月29日(火)は土星が逆行して一度また山羊座に戻るので、本格的な水瓶座入りは2020年の12月です。
「土星」を試練の惑星と見ている方が地味に多いので、今回の土星の一時的なサイン移動もネガティブに捉える見方も多いのですが…
水瓶座の私としては、正直「待ってました!」という気持ち。
なぜなら、社会の象徴である「土星」が水瓶座入りする、ということは、世の中が私の生きにくい環境(山羊座的)から生きやすい環境(水瓶座的)に変わっていく、ということだからです。
本格的なサイン移動は年末…とはいえ、今すでに「水瓶座っぽくなってきている」と感じることもいくつかあったりするので、これからの3か月間が個人的にはとても楽しみだったりします。
本日は、世の占星術師の先生方の見方も踏まえた上で、いちアクエリアンである私が個人的に感じたことをまとめたいと思います。
土星が水瓶座に移動することで考えられる変化
まずは、土星の水瓶座入りによって起こると思われる変化について、個人レベル、それから社会レベルの2つに分けてまとめてみました。
占星術師によって解釈は異なるので、見解が概ね同じものはそのままに、しっくりこない(ネガティブな)ものは私が水瓶座目線でちょっと変えています。
社会レベルで起こると予想されること
土星はどちらかというと「個人」より「社会」に影響を与えると言われている惑星です。そのため、ひと言でいうと、山羊座で積み重ねてきたものを水瓶座が壊してより良いものに作り替えるという、社会レベルでの「スクラップ&ビルド」が起こると言われています。
土星の象徴的な言葉としては、
制限、課題、制約、課題、成長、地道な努力、責任、努力、忍耐
など厳しいイメージの言葉が多いので、土星を「凶星」と見る占星術師の方も多くいます。なので今回注意したいのは、「土星のスクラップをどう捉えるか?」なのかなと思います。(私は今まで土星の「凶」の影響をあまり受けていないため、土星を良くないサインとは見ていません)。
同じスクラップ(解体)でも、
・後世に残したい大切な歴史的建造物が意図せず壊された
・古くなった家を生活しやすいように二世帯住宅に建て替えた
このようなケースが考えられると思うのですが、今回起こる変化は後者の「古くなった家を生活しやすいように二世帯住宅に建て替えた 」的なこと。
「大切なものを壊す」のではなく、「より良い未来のための改修が起こる」と捉えてもらうと良いのではないかと思います。
星座のサインからももう少し補足しますね。
今回土星は山羊座から水瓶座へ移動します。星座は、前の星座を否定しているというか、正反対のような意味を持ちます。土星は山羊座のルーラーなので、土星と山羊座の持つ意味は似ており、水瓶座はその反対。
制約や忍耐が大嫌いな(笑)自由や個性を意味するサインです。
ですので、今まであたり前だったものが古いものとしてどんどん排除され、新しい形へと進化していくことになるのですが、よく言われるのが、一般常識が今とはまったく違ったものとなる、ということが予想されます。しかも、まったく予想しないような形で、という可能性もあり得ます。
特に今回(一時滞在期間を含め)年末の土星水瓶座入りは、地の時代から風の時代へのミューテーション(「地」から「風」へのエレメントの変化)も起こるので、変化は大きいものになると言われています。
ただ、天王星が発見されるまでは土星が水瓶座のルーラーでしたし、今も水瓶座のサブルーラーです。そのため、個人的には、「スクラップ」で一時的な痛みはあったとしても、後々良かったと思えるような変化しか起こらないのではないかと思っています。
個人レベルで起こると予想されること
今回の土星水瓶座一時滞在、そして年末の本格移動による個人への影響は、一番はやはり「変化する社会にどこまで適応できるか」によるところが大きいと思います。
わかりやすいことだと「どこまでITに慣れることができるか」でしょうか。ITは水瓶座の司る分野で、今後ますますテクノロジーが公私にわたり介入することが予想されます。ITは便利な反面、わからなかったり使いこなせないと、場合によっては何もできなくなってしまう…なんて可能性も否めません。
そうすると、慣れるまでは生きるのが辛い社会、となってしまうかも…。
また、思想の面では、古い価値観の方や、古い価値観の環境の中で生活をしている方は、価値観のシフトチェンジを求められることになると思います。ここは、ドラスティックな変化があるのか、それとも時間をかけてゆっくりと、なのかはわかりませんが、山羊座的思想「年功序列」「権力重視」などがあたり前になっているなら、少しずつ水瓶座的「自由」「平等」などに慣れていくといいかもしれません。
それから、何人かの占星術師の先生方が「特定の星座、ホロスコープをお持ちの人は大きな影響を受ける」という情報発信をしていたので、気になる方はご自身でチェックしてみてくださいね。実は私も持って生まれたある星座が影響を受ける、らしいのですが…内容的に大丈夫かな、と判断しました。
ネイタルチャートなど持って生まれたホロスコープの影響ももちろんあるとは思いますが、
・これから大きな変革があるということを留意し、
・社会の変化に合わせて変わっていくフレキシブルさがあれば、
そこまでネガティブな影響を受けることはないのでは、と個人的には思っています。
すでに水瓶座的変化が起こりつつあると思うこと
次に、私がすでに水瓶座的変化を感じていること3つを挙げてみたいと思います。
社会の水瓶座的変化①ITを活用したリモートへの移行
個人的にすごくわかりやすいなーと思ったのが、今なお続くコロナパンデミックによる影響で、感染拡大防止のために、ITを活用したリモートワークや在宅学習が急激に社会に浸透したこと。
これほぼ全部、水瓶座の領域です(ついでに言うと、急激にとか、抗う間もなく「えいや!」と変化する感じは水瓶座のルーラーの天王星っぽいです。私の慣れ親しんでいる&得意な要素でもあります)。
今回のこの変化が、大変でありつつもその後の自分にフィットするようであれば、今後も多分大丈夫なのではないかと思います。ものすごく辛かった、そして今も辛い、という方は、今から新しい風に慣れていかないと、価値観の相違で今後さらに生きづらくなってくるかもしれません。
(でも、この記事をご覧になっている方は、個人の持つ星回りによって一時的な影響を受ける可能性はあったとしても、おそらく「ずっとしんどい」状態にはならないと思います)。
社会の水瓶座的変化②レジ袋無料配布廃止などエコ化がさらに進む兆し
スーパーなど早いところでは去年、そして年始くらいから徐々に始まっていますが、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの環境問題の改善策として、2020年7月にプラスチック製買い物袋の有料化が本格化します。
また、「エシカル」が今以上に生活に浸透するなど、今後、エコ化はさらに進み、環境問題に対する意識も高まっていくのではないかと思います(これはちょっと遅い気もしますが…人のことは言えませんが…)。
エコや環境問題への取り組みは、突き詰めると今の快適で便利な暮らしをやめることでもあるので、なかなか浸透しないし難しいことですが、個人的には地球の自然など今ある美しさを維持するため、もしくは復活させるためにも、ぜひとも社会レベルで変わってほしい部分です。
社会の水瓶座的変化③占星術やスピリチュアルの浸透
スピリチュアル系は蠍座(神秘)や魚座(夢、スピリチュアル)が司る分野ですが、スピリチュアル系の根本的な考え方は、色々読んでいると「宇宙」を基にしていることがほとんど。そして「宇宙」は水瓶座の象徴する言葉のひとつです。
なので、宇宙ビジネスや天文学などがもっと身近になるだけでなく、宇宙の天体図をもとに世相や個人を占う占星術や、宇宙のことわりや宇宙の法則、などをもとにしたスピリチュアル的な考え方は、過去と比べると今でもかなり浸透したほうだと思いますが、今後さらに人々に浸透し、あたりまえになっていくのではないかと思っています。
個人的にも、宇宙とつながるために突き動かされて行動している感じや、もともと興味があった占星術を今、改めて興味を持ち勉強し、さらに自ら発信しているのは、そういう流れがきているからなのではないかと解釈しています。
時代の節目であり、大きな変革の年になると言われている2020年。宇宙のサイクルに抗わず、変化の波にうまく乗りながら、ポジティブな影響だけを享受していけたらいいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
土星の力が地球、そして人々にとって、良い形で働きますように。