こんばんは。
アクエリアンの如月マイゴです。
今日2023年11月4日(土)、土星が魚座で逆行を終え順行に転じます。
「2023年12月の転機予報」「2024年の転機予報」「2025年の転機予報」などでも触れていますが、土星は2025年に30年弱のサイクルを終え、新たなサイクルをスタートさせます。
つまり、来年の逆行を終えたら牡羊座への移動モードに入るため、今日から始まる順行期間は、30年弱続いた現在のサイクルの「最後の純粋な順行期間」ということになります(ちょっとややこしい言い回しですが)。
そこで今日は、土星の古いエネルギーときちんと決別し、2025年に新生・土星のエネルギーをベストな形で受け取れるよう、今後の土星の動きと、それに合わせた設定(セッティング)について書きたいと思います。
「地球での目的を果たす」ための一助となれば幸いです。
天文学での土星
まず最初に、天文学における土星についておさらいしておきましょう。
土星は太陽系の第6惑星で、太陽系の中では木星に次いで2番目に大きな惑星です(でも、質量のわりに密度は水よりも低く、めちゃくちゃ軽い、という不思議な星)。
太陽系の外側に位置し、1655年にオランダの天文学者、クリスチャン・ホイヘンスによって発見されました(その前にガリレオ・ガリレイが環は発見していた、などの説もあります)。
土星はあのリングシステムが特徴で、天文学者たちの長年の研究対象になっています。
土星の今のサイクルがスタートした30年弱前の日本と世界
次に、土星の今のサイクルが始まった1996年ごろの日本、世界はどんな感じだったのかをおさらい。
そのころの日本は、バブル崩壊後の長期的な停滞期に入っており、多くの政治的な変動や不景気などの社会問題が目立っていた…(らしいですが、私は世の中をそういうふうには見ていなかったので正直よくわかりません)。
当時、人々の関心を集めていたニュース、衝撃的な事件としては、オウム真理教関連のことが挙げられるでしょうか…。
また、世界的には、様々な分野で進化発展につながるような数々のイノベーションがあったようですが、スマホが必需品となった今現在のことを考えると、「デジタル革命とインターネットの普及」が当時の一番大きな変革だったのではないかと思います。
土星のサイクルが切り替わる前後の動き
次は、土星のサイクルが切り替わるタイミングについて。
土星の今のサイクルが始まったのは1996年4月で、12星座最後の魚座入りをしたのが今年2023年の3月(意外と最近でした)。
そして30年弱のサイクルで起こった物事などに決着をつけた後、
2025年5月末に牡羊座入りし、そこから1年弱をかけて新たなサイクルへと調整をかけ、
2026年2月、本腰を入れて30年弱の新たなサイクルをスタートさせます。
【前回の土星牡羊座入り】
1996年4月7日(日)牡羊座入り
【サイクルシフト前後の土星の動き】
2023年3月7日(火)魚座入り
2023年6月18日(日)逆行開始
2023年11月4日(土)逆行終了
2024年6月30日(日)逆行開始
2024年11月15日(金)逆行終了
2025年5月25日(日)牡羊座入り
2025年7月13日(日)逆行開始
2025年9月1日(月)魚座入り
2025年11月28日(金)逆行終了
2026年2月14日(土)牡羊座入り
星の滞在サインやサイクルが変わるときは、そのタームにしっかりと区切りをつけてから次に進むため、やり残したことに着手したり手放したり、きちんと整理をしておくことが大事なので、
★1996年4月7日(日)以降で未完了のことに何らかの決着をつけること。
★2023年3月7日(火)以降で未完了のことに何らかの決着をつけること。
これらを、今日から、次の逆行が終わる2024年11月15日(金)の逆行終了までに終わらせておくとよいと思います。
新サイクルを迎える土星のイメージと新たな役割
ここまで、土星関連の歴史や占星術での土星の動きなどを簡単に紹介してきましたが、大事なのはここからです。
土星のサイクルシフトに伴い、私たちも今から事前準備をしておいた方が、土星の新たなエネルギーをよりうまく使えるようになります。
2025年5月末の土星牡羊座入りまでにしておきたい事前準備は下記3つ。
★現在の土星のサイクルの終わりに合わせて未完了を完了あるいは終了させて何らかの決着をつけておく
★土星の新サイクル30年弱はどんな期間になるのか、どんな始まりかをイメージしてみる
★新生・土星はどんなエネルギーを放ち、私たちをどんなふうにサポートしてくれるかを設定(お願い)しておく
決着をつけておくことはすでに書いたので、ここでは新生・土星&土星の新サイクル対策としての事前準備について書いていきます。
土星の新サイクル30年弱はどんな期間になるのか、どんな始まりかをイメージしてみる
土星は社会天体と言われており、雰囲気担当の木星に対して実務を担う側面があったので、今までは社会基盤や枠組みを変えていくような動きを先導していました。
でも、2025年の牡羊座入りからはもっと時代にマッチした動き&エネルギーになると思います。
2020年の水瓶座入りの時にも「土星が何だか違う気がする」と思いましたが、あの時以上に、2025年以降は今までの土星のイメージを覆すような影響が多くなるでしょう。
あまりにも違いすぎてすぐにはわからないかも…?
個人的には、新生・土星は超優秀な秘書のようなイメージがあるので、土星が主体となって何かを変えるというよりは、これから冥王星や海王星が変えていく世界を地球に根付かせていく、地球に適した形に変換していく、そんな役割のイメージでいます。
あとは、土星単独のリードとしては、約30年というスパンから考えて、物理や科学の発展と人類の常識の飛躍的な更新など、かな。
今までの「夢のような非常識」をロジカルに解明して一般常識に変えていく。
ある日突然、「この装置を使って瞬間移動できるようになりました」みたいなことになったらおもしろいし、ここ数年のスピーディーな変化を考えると可能性がまったくない話ではないと思います(笑)。
新星・土星はどんなエネルギーを放ち、私たちをどんなふうにサポートしてくれるかを設定(お願い)しておく
これは、時代の変化に伴い、既存の占星術の解釈は使えなくなっていくだろうなという私の考えからくるものですが、
新生・土星のエネルギーを好きなようにイメージして好きなように使っていきましょう、という提案でもあります。
土星は水瓶座の昔からの守護星だからか、私にとっては木星よりも土星のほうがラッキースターの一面があったので、もともと土星の解釈は一般的なものとは少々異なっていたのですが、
先程も書いたとおり、私の中で土星のイメージは2020年からすでに新しいものへと変わっています。
擬人化するなら、厳格な融通の効かない頑固な爺様から、冷静沈着でイケメンのスーパー秘書(執事的な)に変身した感じ。
仕事が早い上に、先読みしてかなり事前に手を打っておき、とにかくすべてを完璧にこなしてくれる存在。
今までは「凶星」扱いされていたけど、エネルギーの質的に、今後は物理的に地球で叶えたいことを一番的確にサポートしてくれる存在、と言えるかもしれません。
あとは、私にとっては水星や天王星と手を組んで時間軸を変えてくれる(脳の認知機能をうまいこと調整してくれる?)存在だったりもします。
皆さんの新生・土星のイメージはどんな感じですか?
下記に、既存のものですが、土星のキーワードの一例を載せておくので、なかなかイメージができない場合はここから着想を得ながら考えてみてください。
注意点としては、土星は地の時代の代名詞のようなキーワードが多いので、そのままではあまり使わない方がいい、ということ。
例えば「長期的計画」は、そもそも時間の概念や速度の感覚が変わりつつある今は時代に逆行するというかミスマッチになると思いますが、「時間短縮」や「前倒し」などはありだと思います。
また、思い切ってキーワードの真逆をいくイメージを用いるのもよいかもしれません。
違和感があれば、都度チェンジすればいいので、自分にとって使い勝手がよく有効なものを色々と試してみてください。
【土星のキーワード(一例)】
耐久性、伝統、考え深さ、制限、障害、規律、真剣さ、挑戦、忍耐、継続、重要性、構造、現実主義、時間、構築、責任、成熟、深さ、深刻さ、縮小、長期的計画、実績、勤勉、信頼性、実用性
星が動くときには少なからず地球にも影響があり、2025年の土星の牡羊座入りはそこそこスケールの大きな動きとなると思います。
また、2020年に数々の「ニューノーマル」を定着させたように、社会的・世界的な大変動をやってのける可能性も十分にあります。
ここから数年の土星の変化・進化のエネルギーを私たち自身の理想の未来創造にも活用・応用し、人生をさらに彩っていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
Thank you for coming.
With my gratitude,
with Love, smile and miracle!
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