2023年3月24日(金)からスタートする水瓶座冥王星期のこと①「冥王星」という天体と過去から未来への動きについて

おはようございます。
アクエリアンの如月マイゴです。

もうすぐ水瓶座冥王星期を迎えるにあたり、今日は、冥王星のことと、過去、そして今後の冥王星の動きについておさらいしておきたいと思います。

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冥王星について〜冥王星はどんな天体?

まずは冥王星について。

天文学での「冥王星」

冥王星は太陽系の天体の1つで、「太陽系外縁天体」「冥王星型天体」に分類される星です。

1930年にアメリカの天文学者、クライド・トンボーによって発見されました。

日本では昭和5年2月18日(火)にあたる日とのことで、まだ発見から100年も経っていない、人類にとっては太陽系の11天体の中で最もなじみが浅い星です。

地球から最も遠く、その大きさは、地球の衛星である月の直径よりも小さいと言われています。

2006年までは「太陽系第9惑星」でしたが、2006年に準惑星へと変更されました。

その理由は、エリス(2003 UB313)を惑星とするか否かの議論がなされた際、IAU(International Astronomical Union/国際天文学連合)が惑星の条件の1つとして「周囲の天体を重力で掃き飛ばして軌道の近くに他の天体がいないこと」を定めたから。

これを受け、とばっちりのような形(?)で冥王星も準惑星へとカテゴライズされることとなったのでした。

冥王星を発見したトンボー氏がアメリカ人だったため、アメリカでは特に愛されていた星で、この降格事件はデモにまで発展したそうです。

西洋占星術での「冥王星」

冥王星の惑星から準惑星への降格は大きなニュースとなりましたが、占星術には特に影響せず、準惑星に分類されるようになってからも西洋占星術では大御所として顕在しています。

そんな冥王星は、西洋占星術では水のエレメント・蠍座の守護星で、対応ハウスは8ハウス、あまり力を発揮できない星座は牡牛座。

変容、破壊と再生、カルマ、抗えないエネルギーなどがあると言われています。

天体の発見自体が1900年に入ってからなので、古典占星術では登場せず、近年の占星術ではトランスサタニアン(不可視天体)の1つで「人知・人力の及ばない星」として君臨しています。

トランスサタニアンは人間の意識や力ではコントロールできないレベルの不可抗力な力を持ち、宿命的な宇宙エネルギーを意味しているため、強制的に影響を受けやすい、ということになっていて、

主に、時流や時期、運勢などを読むときに重要な星、世代や時代に共通する星たしてリーディングに使われています。

個人的には、地球から最も遠く、月よりも小さな星の影響を強力と見る、大ボス感漂わせる既存の冥王星の解釈にはどこか違和感があり、抗えないものでも怖れるものでもなく、もっと親和性のある星だと思っています。

そして、冥王星という星が持つ意味や解釈は、地の時代から風の時代への移り変わりの中でどんどんと変わっていき、より適切なものへと落ち着いていくのではないかとも思っていて、

それは水瓶座冥王星期についても同じです。

冥王星の公転周期は約248年、1星座に滞在する期間は約12〜32年(約14~26年説もあり)で、冥王星の水瓶座入りの期間を人類が意識するのはこれが初めて…

つまり、私たちは人類初の水瓶座冥王星期をこれから体験することになります。

(水瓶座だけでなく山羊座入りの時も射手座入りの時もその前もその前も人類初の体験だったけど・笑)。

私自身、水瓶座冥王星期を予測することを楽しんでいる反面、

冥王星の水瓶座入りは、現在の私たち人間が想像もできないような出来事や価値観をもたらしてくれるのではないかとも思っています。

「未曾有の体験」などは既存の解釈としてもありますが、それは、色に例えると、既存の定義が持つ「カオスのイメージ」ではなく、淡いプリズムやホログラム、見る場所によって色を変える光のようなキラキラとしたイメージで、見る方向や角度によって見え方が変わる、そんなイメージがあります。

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発見時からの冥王星の動き

冥王星が発見からまだ100年も経っていないということで、ちょっと気になり、発見時からの冥王星の動きについても調べてみました。

ただ、発見直後についてはかなりアナログな方法で調べたため、正確性の保証ができないので参考までにご覧ください。

(冥王星の起動は楕円で特に惑った動きをするので難しいのです…)。

【冥王星の発見時から次の牡羊座入りまでの動き】
1930年2月18日(火)蟹座で発見
1937年9月26日(日)獅子座入り
 1937年12月8日(水)蟹座戻り
 1938年7月30日(土)獅子座入り
 1939年2月15日(水)蟹座戻り
 1939年6月8日(木)獅子座入り
1956年10月20日(土)乙女座入り
 1957年1月15日(火)獅子座戻り
 1957年8月19日(月)乙女座入り
 1958年4月12日(金)獅子座戻り
 1958年6月11日(水)乙女座入り
1971年10月5日(火)天秤座入り
 1972年4月17日(月)乙女座戻り
 1972年7月30日(日)天秤座入り
1983年11月6日(日)蠍座入り
 1984年5月18日(金)天秤座戻り
 1984年8月28日(火)蠍座入り
1995年1月17日(火)射手座入り
 1995年4月21日(金)蠍座戻り
 1995年11月11日(土)射手座戻り
2008年1月26日(土)山羊座入り
 2008年6月14日(土)射手座戻り
 2008年11月27日(木)山羊座入り
2023年3月24日(金)水瓶座入り
 2023年6月11日(日)山羊座戻り
 2024年1月21日(日)水瓶座入り
 2024年9月2日(月)山羊座戻り
 2024年11月20日(水)水瓶座入り
2043年3月9日(月)魚座入り
 2043年9月1日(火)水瓶座戻り
 2044年1月19日(火)魚座入り



2067年4月6日(水)ごろ牡羊座入り?

【冥王星の各星座のおおよその滞在期間】
獅子座滞在期間:約19年
 (内、慣らしの期間は2年弱)
乙女座滞在期間:約15年
 (内、慣らしの期間は2年弱)
天秤座滞在期間:約12年
 (内、慣らしの期間は1年弱)
蠍座滞在期間:約12年
 (内、慣らしの期間は1年弱)
射手座滞在期間:約13年
 (内、慣らしの期間は1年弱)
山羊座滞在期間:約15年
 (内、慣らしの期間は1年弱)
水瓶座滞在期間:約20年
 (内、慣らしの期間は2年弱)

魚座滞在期間:約24年???
 (内、慣らしの期間は1年弱?)

過去の動きも見ていただくとわかると思うのですが、太陽系の他の惑星がほぼ円の軌道を描くのに対し、冥王星の軌道は楕円と言われているため、冥王星が1つの星座に滞在する期間はその都度異なります。

同様に、逆行によってサイン間を移動する回数なども都度異なり、山羊座から水瓶座へと移動するときの移動回数は通常よりも多いため、移行にはある程度の時間と調整が必要であることが予測できます。

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冥王星の今後の主な動き

というわけで、最後に水瓶座冥王星期の動きについて。

2023年3月24日(金)冥王星水瓶座入り①
2023年6月11日(日)冥王星山羊座入り②
2024年1月21日(日)冥王星水瓶座入り②
2024年9月2日(月)冥王星山羊座入り③
2024年11月20日(水)冥王星水瓶座入り③



2043年3月9日(月)冥王星魚座入り
2043年9月1日(火)水瓶座戻り
2044年1月19日(火)魚座入り

来月3月下旬、ちょうど立春と1回目の牡羊座新月が続くころに、冥王星も水瓶座入りを果たします。

と言ってもエネルギー的にはもう片足を突っ込んでいるようなものなので、「これって冥王星の影響じゃないかなあ?」と思わされるような出来事もいくつか起こっているように感じます。

(これは次回書けたらと思っていますが、例えば貨幣システムのことや、日本人が避けがちな政治や宗教のことなどです)。

冥王星は水瓶座入りをした後、2年弱をかけて、冥王星の担当範囲で時代を変えていくための基盤を作る、地の時代から風の時代へと世界を一旦切り崩し、地ならしをすると思います。

「破壊と再生」は冥王星の得意分野と言われていますからね。

これから起こることは未曾有の出来事も多いと思いますが、そもそもスピリチュアル的には私たちは未曾有の地球を体験したくてこの時代を選んで生まれ、生きていると言います。

「生きてその過程を見ること、知ること、体験すること」それだけでも充分に意味があると思うので、まずは、滅多に立ち会うことのできない貴重な時間を味わっていきましょう。

  

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

来たる水瓶座冥王星期が、今以上に個人それぞれが魂の本質を解放し、嬉々として喜びの感情と共に生きることがあたり前となる世界へと私たちを誘ってくれることを意図し、感謝を込めて。

  

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☆  ★  ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞
Thank you for coming.
With my gratitude,
with Love, smile and miracle!
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