こんばんは。
如月マイゴです。
今日は趣味の話を。
ちょうど1週間くらい前に、大好きなブロードウェイミュージカル『RENT』の来日公演へ行ってきました。
来日公演は2年に一度くらいのペースで行われていたのですが、一昨年は早々にチケットを抑えるもコロナで中止になってしまったので、今回は待ちに待った4年ぶり（？）の来日公演＆観劇。
今年で25周年（というのは会場に行って初めて知ったのですが）、そのせいなのか、とにかく人が多く、こんなご時世なのに3階席まで見事に埋まっているのを見て、さらには「立ち見席」なんて文字まで発見し、「『RENT』ってこんなに人気あったっけ…？」とちょっと驚いてしまった私です。
（情報番組でも取り上げられていたようなので、その影響もあるのかもしれませんが…）。
私が『RENT』を知ったのは10周年のとき。
気づけば私の『RENT』歴も15年です。
最近、急に好みが変わるので、開演を待つ間、今回観たらあまり感動しなくなってたりして…なんてちょっと思っていたりもしたのですが、その心配はまったく必要ありませんでした。
最初の音が聴こえただけで、魂まで響くものがあり…早々に泣きそうに。
私は映画版がベースとなっているので、その時のキャストとイメージがあまりにも違うと「むむむ…？」となるし、来日公演はどうしても「うまくてあたり前」と思ってしまうので、過去何度か「これは…」と思うこともあったのですが、今回は全体的にレベルが高かったなーと思います。
もう全シーンに感動しっぱなしで、特にCDにも収録されているメインの歌唱シーンは私自身にしっかり刻み込まれていることもあり、ずっしりと深く響きました。
歌を聴くだけで泣けてくるって一体何なんでしょうね？（人目を気にして結局1回も泣けませんでしたけど）。
そして今回特に「いい！」と感じたのは、ミミとモーリーンとトム・コリンズ。
私はミミの歌が好きなので、歌がうまければ満足なのですが、今回のキャストのアナリース・リオスさんは見た目もかわいいし演技もキュートでとっても好きなミミ、でした。
モーリーンも「美人なのに一番ぶっ飛んでる」がうまく表現されていて、初登場＆彼女の一番の見せ場が期待以上の「魅せ場」になっていました。
でも今回の1番は、後半のトム・コリンズの独唱かな。
うまいわ迫力あるわ、グッとくるわで。
いつもはミミかエンジェルのシーンが一番印象に残るのですが、今回多分初めて、このシーンが一番記憶に残っています。
それくらい、迫真の演技と、あとやはり何より歌…声量＆歌唱力がすごかったです。
歌といえば、『RENT』の代名詞でもある『Seasons of Love』も素晴らしかった！
この曲を書いた、というよりこの作品のすべてを手掛けたジョナサン・ラーソンさんはほんとすごいと思います。
エンタメ全般大好きですが、やはりこのミュージカルは別格。
お客さん側のノリも良く、最後はスタンディングオベーションと手拍子で『Seasons of Love』を聴きました。
アナウンスで歓声は禁止されていたのに、歓声や指笛（？）まで飛び交う始末（笑）。
でも、言ったら『RENT』ってクソくらえ精神盛り盛りのストーリーだし、最後にキャストと観客共に会場が一体となった感じはなんかすごく楽しかったなー。
なぜかわからないけど、いつも歌が心に響き、そして心を揺さぶられるブロードウェイミュージカル『RENT』。
いつかアメリカのシアターでも観てみたいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
よく考えたらこのミュージカル…権力にたてついたりジェンダーレスだったり、風の時代というか、水瓶座っぽい内容かもしれない、と感想を書きながら思った私なのでした。（だから好きなのかしら…？）
ご存知の方も多いと思いますが…まだ知らない、という方はぜひお聴きください。
こちらの動画では、ディズニー映画『アナと雪の女王』のエルサ役のイディナ・メンゼル（Idina Menzel）さんも出ている映画バージョンの最初の10分が見られます。
そして今回の公演のダイジェスト版はこちら。
こちらは英語で字幕なしですが、ブロードウェイ版のミュージカル（？）をフルで見ることができます。
ブロードウェイミュージカル『RENT』がこれからもたくさんの方に届き、そして愛されますように♡
Thank you for coming.
With my gratitude，
with Love, smile and miracle!
∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ★ ☆ ★
