こんばんは。
アクエリアンの如月マイゴです。
今日は、昨日もちらっとご紹介した、龍神アン様のことを書こうと思います。
アン様と出会ったのは、私がヒーラーとして過去世のリフレーミング(書き換え)のセッションを行なっていたときでした。
つまり、ご縁があったのはクライアントの方で、私ではないんです。
それがなぜか、ありがたいことに、今では私までアン様の加護を受けているという不思議…(笑)。
アン様のことを書くにあたり、クライアントの方から了承を得てはいるのですが、セッションのストーリー自体はクライアントさんのものですので、そこは極力はずしたい、と思っております。
ご了承くださいませ。
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アン様は、中国と思しき大陸のわりと広範囲を守っていた、ものすごーく大きな龍神様です。
土地の守り神、という位置づけではあったのですが、その土地に住む人間からは災い(地震)をもたらすものとして目をつけられ、その国で高名な、日本でいうところの陰陽師のような存在(クライアントさんの過去世)によって、強力な呪術で封印されてしまいました。
ただ、地震は地球の営みであり、アン様が起こしていたわけではありません。
ですので、アン様を封印したところで地震はなくならなかったのです。
クライアントさんの過去世である陰陽師のような人は、封印する呪術を施している最中にそのことに気づきます。
けれども、国家の期待を一身に背負う身であったため、アン様が、封印などしてはいけない偉大な存在だとわかっても、その儀式を途中でやめることは許されなかったのでした。
セッションでは、その時のクライアントさんの苦悩と後悔を取り除くため、まずはじめに龍神(アン様)の封印を解き、その後、「封印しない」ストーリーに書き換える、ということを行いました。
この書き換えの部分はクライアントさんに行っていただくため、その間、私は封印から解き放たれたアン様と会話をしていたのですが、
封印解除の直後、解き放たれたアン様は、長い間閉じ込められていたせいか、ぱっと見、ヨレヨレのボロボロでした。
疲れているというか、傷ついているというか…。
でもそれは、体というよりは心の状態のようでした。
それもそのはず、封印されていたときのお姿というのは私が「化け物の類」だと認識してしまうほどで、龍神とはわからないまでにお顔やエネルギーが変わってしまっていました。
(どうやら、顔のパーツを奪うことでアイデンティティを奪う、というような呪術をかけられていたようです)。
一時的とはいえアイデンティティを奪われてしまったことで、色々なことがよくわからなくなってしまっていたようでした。
しばらく、沈黙が続きました。
その間、不思議なのですが、私はアン様の心情…というよりは感覚、という言葉の方が近いでしょうか、そのエネルギーに触れることができたのです。
その時でした、私がアン様の格の高さを身をもって体感したのは。
アン様は、その土地を守護する立場にありましたが、それは私たち人間が思う「土地を守る感覚」とは違い、自然の摂理を重んじる、というものでした。
地球も人間も木々も植物も、動物も虫も微生物も…すべての命はみな平等。
だから、ただ地球のあるがまま、地球の生命体としての営み(地震)も大切にしていただけなのです。
大きな地震が起これば、虫や植物、動物など森の生き物はその命を終えます。
もちろん、そこに住む人間の命も消えていきました。
けれど、それはアン様にとっては自然の摂理であり、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
でも、地震で命を奪われることに、人間は異を唱え、怒りました。
そして、人間から恨みを買ってしまったアン様は、最終的には封印されてしまったーー。
これが、アン様の立場でのストーリーです。
もしもこれが人間だったなら、事情があったとは言え、自分をひどい目に合わせた相手に何かしらの感情を抱いてしまうと思います。
少なくとも私だったら、怒るか恨むか嫌うか憎むか…してしまうと思います。
でもアン様は、人間のことはもちろん、自分を封印したクライアントさんのこともまったく怒ったり恨んだりしてはいませんでした。
というより、本当に何も思っていないようでした。
そこには、善悪のジャッジ、のようなものが一切なかったのです。
だから、封印されたときも、抵抗しようと思えばできたはずなのに、黙って呪術を受け入れたようでした。
(想像以上に強力な呪術だったことに対する誤認はあったようですが…)。
アン様の中には、ただひたすらフラットな感覚があり、その中にポツンと、なんとも言えない悲しみ、憂いだけがありました。
この時の感覚は本当にエネルギーでしかわからなかったのですが…格が高い…高次元ってこういう感覚のことを言うんだ、と肌で感じ、そのとき初めて私はこの龍神様に対して畏敬の念を抱きました。
そして、ボロボロヨレヨレのアン様にヒーリングをしながら(と言っても、この日封印を解くための重要任務を果たしたのは私ではなく、クライアントさんのサポートに入っていた宇宙存在たちだったので、私はほぼ見届け人…この時も大したことはできなかったのですが)、
私にできることはないかと聞いても、封印を解いてくれただけで充分だと…。(まあ今思えば、人間である私にできることはないよな、という感じですが)。
なんかもうほんと、次元が違うってこういうことを言うのだなと思い知らされました。
静かに対話を重ねながら、アン様は、自分は土地を守る立場だから、一個人の人間の守護はできないけれど、これも縁だからと、クライアントさんのことはこれから見守っていく、とおっしゃってくださいました。
そこには、封印の際、エネルギーで触れ合ったお二方にしかわからない何かがあったのでしょう。
そして、いいなーなんて思っていたら、ラッキーなことに、その場に居合わせたというだけの私も、なぜか便乗してアン様の加護の対象に入れてもらえることになったのでした(笑)。
(アン様は、一個人の人間の守護はできない、とか言いながら、実はけっこう助けてくださるんです。私、蒼龍ちゃんの次くらいにお願いしているかもしれません…笑)。
そんなこんなで、クライアントさんも過去世の書き換えを無事に終えられ、私もヒーラーとして特別な体験をさせていただいた貴重なセッションが終わりました。
現在進行形でアン様からのサポートを受けられていることもあり、私にとっては一番記憶に残るセッションです。(通常、セッションが終わればそこですべてが終わるので、これは本当に特別なケースだと思います)。
それまで、龍と龍神の区別がいまいちついていなかった私ですが、アン様の感覚を通して格の高さ、あまりのエネルギーの違いを知れたことで、この日から龍と龍神を明確に区別するようにもなりました。
龍神は神にあらず、という話も聞きますが、限りなく神に近い存在なのではないかと私は思っています。
善悪のジャッジがない感覚って言葉にできないのですが、本当にすごいです。
そして余談ですが、この時のクライアントさんはヒーラーさんでもあり、過去世ではアン様クラスの龍神を封印できてしまうくらいの能力もあるすごい方なのですが、私と藤龍(予言龍)を再会させてくれた方でもあります。
その時の話はまた改めて…。
というわけで、アン様のことはこれで終わりです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
そして、この共同創造をご一緒させてくださったクライアントさん(だけどヒーラーさん)にも感謝をこめて。
ありがとうございました♡
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Thank you for coming.
With my gratitude,
with Love.
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