今日2021年11月5日(金)19時半ごろ、金星が山羊座入りします。
金星は、「愛」「美」「豊かさ」「喜び」などを司る惑星で、風の時代のキーサインの1つ、天秤座の守護星です。
そして、風の時代となった今、滞在星座や時期、他の星とのアスペクトを問わず、うまく活用していきたい星の1つでもあります。
今回の金星の山羊座滞在期間は、2022年3月6日(日)までの約3か月。
通常ですと、金星が1つのサインに滞在する期間は1か月弱なのですが、今回は逆行が入るため、いつもの3倍とかなり長めです。
そんな山羊座入りした金星のエネルギー、皆さんはどのように使っていきますか?
キーワードはこちら。
●金星のキーワード
愛情、美、美意識、女性性、お金、快楽、恋愛、芸術的センス(美術、音楽)、調和、社交、対人関係、パートナーシップ、結婚、所有欲、魅力、豊かさ など
★山羊座のキーワード
地位、伝統(伝統文化)、格式、オーソリティ、ステイタス、肩書、正統派、達成、到達、結果を出す、確立する、遂行する、着実に、極める、抜擢、昇給、品行方正、コンサバティブ、習得、国家資格、権威、第一人者、高評価、トップ など
山羊座入りした金星…茶道や書道や華道など、和のご趣味がある方は楽しみが増えそうでいいですよね。
私が山羊座の金星を使うとしたら…金星の持つテーマに関するリセットかな、と思いました。
というのも、水瓶座は山羊座で築いたものを、一度全部壊して「Re-set」、新たにSETしたくなっちゃうんです。
私の中で、山羊座はやはり「地の時代」の代名詞のような印象があり…(権威とか権力とか縦社会とか年功序列とか、忍耐とか責任感とかetc)
これはもう星の性というか、習性みたいなものですよね(笑)。
ちなみに、金星が山羊座入りするタイミングでのホロスコープは、蠍座新月の時から進み、今度は東半球(左半分)に牡牛座の天王星が、残りはすべて右側の西半球にINとなっています。
東半球は「能動的、左脳的、個人主義」、西半球は「受動的、右脳的、社会主義」などの意味があります。
今年のキーサインである水瓶座の守護星である天王星が、左サイドで1人主張を強く持っている感じが意味深ですよね。
そして、金星が逆行を始めるのは2021年12月19日(日)から、期間は水瓶座の季節が始まっている2022年1月29日(土)までの1ヶ月ちょっと。
個人天体では金星が先頭を切って星座を進んでいましたが、水瓶座に進む前に一度調整に入る、という流れです。
これらのことを鑑みて、金星が山羊座に滞在している最中にすべきことは、今までとは「生きる喜び」の基盤のようなものを変えることなのかな、と思いました。
「今まで」というのは、「地の時代」における価値観の中でつくりあげたもののこと。
個人天体の中で、金星が先頭をきって進んでいたのも意味があるんだろうなーと思っていて、それは、個人レベルでは金星が司っているテーマをまず最初に変えていく必要があるよ、というメッセージだったと思うんです。
というのも、金星は楽しみや喜びの星ですが、今現在、様々な理由でそれらを封印している方、多いですよね。
そんな状態・状況を、今回の金星の順行→逆行→順行のタイミングで、変えていくことができるのではないかと思っています。
金星と同じ個人天体の水星と火星は、山羊座の金星とそれぞれ協調のアスペクト。
今朝の蠍座新月も絡めて、「生きる喜び」のリセットをしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
山羊座金星のエネルギーが、蠍座新月のエネルギーとともに、自分の本質に合致した「生きる上での喜び」を新たにリセットするサポートをしてくれることを願って。
☆今月は、お住まいの地域によっては夕方西の空に金星が見えると思いますので、実際に金星を眺めながらのアンカリングもおすすめです!