今日2021年9月7日（火）10時前に、乙女座10ハウスで新月となります。
乙女座の新月と言えば、清らかで凛としていて、無駄なものを淡々と削ぎ落とし、獅子座でヒートアップした熱感のようなものを冷ましていく心地いい夜風のようなイメージ…があったのですが、
今回の乙女座新月は、新月を迎える前から乙女座には似つかわしくない（？）ハードな影響が出ていたこと、皆様お気づきでしたでしょうか…？（それとも私だけ？）
ここ最近、なんだか試されてるなーとかハードだなーとは思っていたのですが（天王星の逆行にアンカーしたからだと思っていた）、今日のホロスコープをまじまじと見て納得。
普段、アスペクトはそこまで気にしていないのでスルーしてしまっていたのですが、今回の乙女座新月には牡牛座の天王星がけっこうドンピシャで絡んでくるのですね。
それだけではありません。
星座で見ると、海王星と冥王星も加えたトランスサタニアンの3大天…じゃなかった、3天体が関わってくるという、まあまあすごい配置だったのでした。
いつもの乙女座にはない「ビッグ」で「攻め」のイメージが加わる感じ…でしょうか。
というわけで、今日は、いつもとはひと味違う様相となりそうな乙女座新月について書いていきます。
2021年の乙女座新月、ポイントは「トランスサタニアンをどう使うか？」
今回の乙女座新月、ポイントはやはり「トランスサタニアン」の配置です。
★乙女座新月と牡牛座の天王星がわりと正確にトライン（調和の関係）
★（ざっくり見ると）乙女座新月と牡牛座の天王星、山羊座の冥王星で地のグランドトライン（幸運の三角形）をつくっている
★（ざっくり見ると）地のグランドトラインに乙女座の対向の魚座の海王星が加わりカイト（アグレッシブなパワーがプラスされるイメージ）もつくっている
こんな感じで、乙女座新月にトランスサタニアンの大御所3天体（天王星・海王星・冥王星）が絡んでくるわけですね。
つまり、今回の乙女座新月ではトランスサタニアンの影響が強く出る、ということ。
特に天王星はわかりやすく出ています（影響の大きさは人によると思いますが）。
トラインはソフトアスペクトと言われているので、上では「調和」って書きましたけど、私的には「早よせんかい」ってお尻を蹴っ飛ばされて前に押し出されるような、そんな体感がありました。（私は腰が重いので、蹴られても何でも前に進めてもらえるだけありがたいのですが）。
でもね、このトランスサタニアンのエネルギー、いつもであれば、なんかもうされるがままに受け入れるしかない感じですが、今回は「お断り」することもできるようなんです。
「嫌だ」という意思表示をしたり、流れに抵抗したりすると、多分このサポート、なくなる…とまではいかないかもしれないけれど、だいぶ減ると思います。
でも、それでいいのか？
「変化の波に乗るか乗らないか」というのが今回の新月の大きなテーマ。
天王星だけでなく、冥王星も海王星も、トランスサタニアンたちからの問いかけはこうです。
「変わるなら喜んでサポートするけど、どうするの？」
さて、あなたならどうしますか？
今日は宇宙に「何者になっていくか」を決意表明するとき
今回の記事で、タイトルに「最後の審判」という言葉を使ったのは、今日の乙女座新月がある意味これから数年後までの未来の基盤を決めるようなタイミングになると思ったからです。
風の時代の頭数年の未来図を描くような感じ。
先程のトランスサタニアンたちからの問いに対するアンサーは、ある程度私たちの意思が尊重されます。
なので、「サポートを受けない」という選択ももちろんOK。（最近、現状維持を望む方が思った以上に多い？ことを知りました）。
でも、サポートを受けるのであれば、「トランスサタニアンのバックアップを受けるにふさわしいだけの覚悟を決め、意思表示をする」必要があります。
そう、今は「ファイナルアンサー」をする時なのです。
もちろん、これからもそのようなときはあって、直近だと例えば今年の11月ごろや来年の木星牡羊座入りのタイミングの前後なども、未来の方向性を変えるような分岐点ではあるのですが、今は本当に土台の部分、風の時代という第2の人生をどう生きるか、ステージをガラッと変えることができる、もしくは自ら変えるべきタイミングなのです。
そのため、今後また気持ちが変わるとしても、現時点での意向、
「これから自分は何者になっていくのか」
「これからどうなりたいか」
ここを明確にしておくことが非常に大切です。
グランドトラインとなることによって地のエレメントの星座がフル稼働する新月なので、肩書きのようなものが出せると◎。
現時点で自分が心から理想とする自分の姿や在り方、未来を鮮明に思い描き、そこにエネルギーを向ける。
エネルギーを理想に向けて大きく動かす。
そうすることで、トランスサタニアンとエネルギーを合わせることができ、強力なバックアップが得られるようになると思います。
ちなみに、この地のグランドトラインとカイト、去年もできていたはずですが、今年のほうがエネルギー的にはパワフルな気がしています。
惑星たちからのエネルギーはあくまで個人的な体感でしか測れないものではありますが、風の時代に入り、惑星からのエネルギーが顕著に私たちの元へ届くようになったから、なのではないかと私は思っています。
乙女座新月から1週間は大掃除＆断捨離とボディデトックスを！
乙女座新月は色々な使い方ができるのですが、今日からの約1週間、まずやっておきたいのが「大掃除＆断捨離」と「ボディデトックス」。
トランスサタニアンに向けた決意表明をする前でもした後でも、この2つを徹底してやるだけでクリアになりエネルギーが変わる（変わりやすくなる）ので、自分の本心に気づきやすくなったり、変化に対しての抵抗が減り、新たな行動がしやすくなると思います。
大掃除＆断捨離は身の回りの環境や物から受ける影響が少なくなるので、あれこれ考えなくなり思考がシンプルになりますし、ボディデトックスは、体内の水などに転写された古い思考や感情を体内から外へ出すことで、変化に対しての抵抗やリバウンドのようなものを防ぎやすくなります。
変わろう、変えようと思っても気持ちだけではどうにもならず、なかなか難しい部分もあるので、まずは外堀となるエネルギーから変えていきましょう。
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今日の乙女座新月をいつもと同じように過ごすのか、
それとも新たなスタートへと舵を切るタイミングとするのか。
ぜひ時間をつくって考えてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
トランスサタニアンの全面バックアップを受ける乙女座の新月が、新たなステージへとジャンプするための力強い追い風となってくれることを願って。
