今年に入ってから、サイトでの「転機予報」だけでなく、リーディングやチャネリングなどでその方だけに向けたメッセージもお伝えさせていただくようになりました。
個別メッセージのお相手となる方は、ほとんどが皆様、「転機を迎えている」「早急な変化を必要としている」という共通点があります。
多くの場合、リーディングはそこで完結するのですが、先週から今週にかけて、私が過去にメッセージをお伝えした何人かの方々から、近況報告をお聞きする機会がありました。
お話を聞き、皆さんがその後とった行動には、主に3つの思考&行動のパターンがあることに気づきました。
①早速行動する人
②変わりたいと思っているけどなかなか動けない人
③変化に抵抗して現状維持を続ける人
別の言い方をすると、
①転機で流れに乗る人
②転機で流れに乗れない人
③転機で流れに乗らない人
の3つです。
これから書くことは、内容的に、恐怖心を煽るようなものになってしまうのではないかと思ったので記事化するのは迷ったのですが…
これは、ある行動をとった方たちに、伝えたかったけれど望まれなかったため伝えることができなかったことでもあるので、その人たちに伝えるイメージであえて書きたいと思います。
このサイトにきてくださる方々は、少なからず転機や変化の時を迎えている方が多いと思うので、皆様のお役に立つ内容となれば幸いです。
「転機」と「変化」について
私は「転機」という言葉とともに、よく「変化」という言葉を使います。
これらは私の中ではセットです。
私の経験上、転機のタイミングや、間違った方向に進んでしまっているときの軌道修正などのタイミングでは、大なり小なり必ず変化を促されます。
そして、アラートが出ているのにすぐに行動しなったり抗っていたりすると、半ば強制的に動かざるを得ないような状況に直面させられます。
私はわりとこの「強制」を経験しており、中にはトラウマのようになった出来事もあったので、最近では痛みを伴わずに切り抜ける方法も覚えましたが、強制軌道修正は荒療治、かなり辛い出来事とともにやってくるので、そこまで長く引っ張ることはお勧めしません。
(これらの経験から、「とにかく変わること」「行動すること」「覚悟を決めること」を日々言いまくっているわけです)。
ただ、ここからがとても難しいところなのですが…
例えば、転機を迎え、色々な変化が必要となった時。
私にはメッセージやアドバイスをお伝えすることはできますが、それを情報としてどう活かすのか、もしくは活かさないのか、信じるか信じないかは、お相手の方が決めることなんですよね。
私には何の強制力もありませんし、私のお伝えすることが正しいとも限りません。
メッセージをお伝えした時点で、すべてはお相手の方に委ねられるのです。
すべてはその方次第。
とは言え、その方のその後の思考や行動パターンによって、その方の未来の方向性が私には何となくわかってしまうのも事実です。
なので私はリーディングが終わったらそのときの内容は極力忘れ、変な先入観を持たないようにしているのですが、今回お聞きした経過報告はやっぱりというか何というか…
傾向としてはきれいに3つに分かれたのですが、それは、何となく予想できていた流れでもありました。
転機で流れに乗る人、乗れない人、乗らない人、それぞれの結果と傾向
先程ご紹介した下記3つのパターン、
①早速行動する人
②変わりたいと思っているけど動けない人
③変化に抵抗して現状維持を続ける人
これは、こんな感じに置き換えることができます。
①早速行動する人=転機で流れに乗れる人
②変わりたいけど動けない人=転機で流れに乗れない人
③変化に抵抗して現状維持を続ける人=転機で流れに乗らない人
そして、この3パターンは、パターンごとに似たような結果になりやすい傾向があり、それは持って生まれたエレメントによっても分けることができそうでした。
以下は3つの傾向です。
※これからご紹介する3つのパターンについて、①は人数的に一番多かったケースで、全体の傾向として言えることでしたので、個人での了承は得ておりません。②③は、複数名の方に1つの例としてご紹介させていただくことがあるかもしれない旨、お話しさせていただいております。
①早速行動する人=転機で流れに乗れる人
このパターンの方は、何も言うことがありません。
転機のタイミングを1度以上逃してしまっている方が多いように感じますが、後がないと感覚的にわかっていらっしゃるのか、とにかく行動が早いですし、わかりやすく流れに乗ることができています。
なので、現実の変化も展開もとにかく早いです(言い方を変えると、急ぐ必要がある、ということではあるのですが…)。
あとは、火のエレメント(牡羊座・獅子座・射手座)を持っている方がこのパターンには多い気がします。
短期間で大きな変化を起こすことができるので、流れにうまく乗った方は、どんどん新たなチャンスと可能性に恵まれ、未来はいい意味で予測不可能となりますが、とても理想的な流れの中で生きることとなります。
人には持って生まれた課題があるので、必ずしも良い体験が必要だとは限らないそうですが、それでも、個人的には皆さんにこのような「すべてが想像以上にうまくいく体験」をしていただきたいな、と思ってしまいます。
②変わりたいけど動けない人=転機で流れに乗れない人
変わりたいと思っているし、変わらなきゃいけないということも頭で理解してはいるのだけれど、実際になかなか行動に移せない、という方が陥りやすいのが「流れに乗れない」パターンです。
ここに当てはまる方には、大概「そうせざるを得ない選択を迫られる」ような出来事が起こります。
どうしてもそれだけは受け入れられない、許せない、というような状況となり、ようやく変化の決断ができる、というわけです。
痛みは伴いますが、必要な変化を終える、ということに関してはクリアできるので、最終的には結果オーライ。(ただ、トラウマになりやすいのでお勧めはできませんけど…)。
実は私もこの傾向があり、見てみると、どうやら風のエレメントの方が陥りやすいパターンである印象です。
なかなか行動には至らないのだけれど、変わりたい、変わらなきゃ、と頭ではわかっているので、天から見放されるようなことはないようですが、アラートが鳴り続けているにも関わらず変化のタイミングを先送りしていると、きっかけとなる出来事はどんどん大きく、そして厄介になっていくので、そこだけは本当に気をつけて。(経験者は語る)。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、自ら大きな変化を選択していくと◎です。(これはこれで別の意味で辛かったりもするんですけどね・苦笑)。
③変化に抵抗して現状維持を続ける人=転機で流れに乗らない人
前述したように、受け取ったメッセージをどうするか決める権利はその方にあります。
なので、転機のタイミングで変化を選ばない、というのも私はありだと思っています。
ただ、そういった方たちは無変化の世界で生き続けることを選んだため、もう転機すらやってこない、変化のチャンスが与えられない、そんな世界に生きることになるのだろうなと私は思っています。
それが良いことなのか、それとも悪いことなのかはわかりませんが、少なくともそれはご本人が望んだことだから、それでいいのだろうなと。
ただ、このパターンの場合…私の予想とは少し異なり、結果は2つありました。
1つは、私が思ったとおり、無変化の世界で生きる未来。(ここは、私には介入できない領域なので、どのようなものなのかはよくわかりません)。
そしてもう1つは、本人が望まなくても、強制的に変化させられるパターン。
こちらも、想像しなかったわけではないのですが…ある似たような経過報告が続いたとき、「そうきたか」と思いました。
この2パターンの違いは、おそらく変化への抵抗がどんな感情から発生しているかによります。
本当に変わることが嫌ならば、よほどの理由がない限り、多分そのままでいられると思います。
でも、変化に対して怖れの気持ちが強かったり、何か別の理由があって変化を拒んでいる場合、②のパターンと同じように強制的に決断しなければならない状況に直面させられます。
ただ、②と違うのは、こちらの強制には選択肢がないということ。
②はどうするかを自分で選択することができます。仕事を辞めるか辞めないか、離婚をするかしないか、選ぶことができます。
でも、③の場合、選択肢はありません。
例えば、突然の失業や離別、事故や病気などが突然自分の人生に介入してきます。
起こる出来事に対してただただ受け入れることしかできないため、かなり辛い状況になると思います。
そして、スピリチュアル的な視点では、これらの状況は、その方が望んで作り出したこと、その方にとって必要な経験、なんだそうです。
だから、このような方たちには、周りが気を利かせて必要以上に手を貸す、というようなことがしづらい状況となります。
最終的にはご自身で切り抜けていただくしかない、ということです。
確かに、人によっては、何かが起こらないと変われない、という方もいらっしゃいます。
でも、様々な転機の迎え方がある中で、少なくとも顕在意識では、そんな辛い展開になることを望んでいる人はいない…かどうかはわかりませんが、多くはないと思うんです。
現に私も、強制軌道修正は即効性があり便利だとは思いますが、メンタル的にはもう無理なので、自ら進んで変化を起こすようにしています(①と②の間くらいのイメージ)。
そう、転機を迎えている時というのは、「変化するための選択」がとても大切です。
たとえ間違った方向に進んでしまったとしても、動いてさえいれば、何らかの形ですぐに軌道修正が入ります。
でも、変化を拒み、不動や不変を選んでしまうと、ちょっと話が変わってきてしまいます。
もちろん、「決めるのは自分自身」で、「変わらない選択」をする自由もあるのですが…。
この3つめのパターンの傾向が出やすいのは地と水のエレメントの方。
特に水のエレメントが強く、現在いるべき場所からそれてしまっている方は、来年星たちのサポートが入る分、今年、ある程度の変化を促されているのではないかと思います。
なので、どんな状況でも、早急な変化が必要だということに早く気づき、大ごとになる前に、心と思考と行動を変化させ、前に進んでもらえればと思います。
そして、変化を拒んでしまう原因があることに早く気づいてください。
必要な場合は周りの方に助けを求めてください。
助けを求められなければ、他人はあなたの人生に介入することも、力になることもできません。
★☆★☆★
今日は、転機での行動から展開していく状況の傾向についてを中心にまとめてみました。
私がリーディングさせていただいた方の多くは、リーディング後にまず思考や気持ちが変わった、と言ってくださることが多いので、強制的に何か辛いことが起こる、ということはほぼないと思います。
でも、必要なタイミングで必要なだけの変化を起こすことができなければ、一見辛い、しんどいような出来事が強制的に起こってしまう可能性はあります。
私からすると、「何も起こらない=天から見放された」で、それが一番怖いので、この強制は起こるだけまだいいと思うのですが、でも、理想はやはり、流れに乗ってスピーディーに自分の手で現実を変えていくこと。
エレメントによって得意不得意はありそうですが、転機のタイミングでは、行動することで流れに乗り、ぜひご自身の手で理想とする未来を軽やかに切り拓いていってください。
転機も能動的に!です。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
サターンリターン、ジュピターリターン、天王星のハーフリターン、厄年、そして今年のような時代の切り替わりのタイミングなど、人生には転機と言われるタイミングがいくつかありますが、
どんな時でも人生の主導権を握り、自分の望む未来を創造していく気持ちと行動力を、常に持ち続けていられることを願って。