ちょっと前のことになりますが…
2021年5月21日(金)〜6月6日(日)の約2週間、東京の浜松町にある自由劇場で上演されたミュージカル『夢から醒めた夢』を観てきました。
こちらは、ミステリー作家の赤川次郎さん原作の同名書籍を故・浅利慶太さんが企画・構成・オリジナル演出を手掛けたオリジナル作品。
そして、初上演から30年以上も続く人気作でもあります。
ストーリーは、好奇心旺盛な少女ピコが、幽霊の少女・マコと出会って1日だけの約束で入れ替わり、霊界へと足を踏み入れる――というファンタジー。
赤川次郎氏には珍しい児童書ですが、観客席にはやはり大人(どちらかというと昔からのファンと思われる年配の方)が多く、大人が見ても楽しめる&感動できる、とても素敵な作品でした。
「すごく美しくて感動するストーリー」というのは事前に聞いていたので、ある程度の予測はしていたのですが、実際に観ると、様々なシーンで笑える箇所があったり、ハッとさせられるような演出があったりと、良い意味で先入観や観る前の期待を裏切られたと思います。
そして、見終わった帰り道、余韻に浸りながらふと思ったのが、「魚座っぽい世界観のミュージカルだったな」ということ。
公式サイトには、ストーリーについて、
「友情の美しさ」「生きていることの喜び」「家族や仲間を思う愛」
などが作品のテーマとしてあり、
「二人の少女の心の交流や、ピコが霊界で出会った人々との触れ合いを通して、生命の尊さ、人を思いやる心や勇気をもつことの大切さを描き出しています」
と書いてありました。
私は過去の公演を観たことがないので比較はできないし、時代の変遷とともに、初上演からどこがどのように変わってきたのかはわからないのですが、ストーリーや印象的だったシーンを思い出すほど、世界観がかなり「魚座的だった」と思ったのです。
少しだけ内容に言及すると…
★人間が霊体になって霊界を訪れるとか、
★主人公のピコが自己犠牲もいとわないいい子ちゃんすぎて若干イラッとする部分とか(汚れた大人の心ですみません…)、
★悪いことをした人もうまいこと許されて美しくハッピーエンドになるとか、
★最後のグッとくる演出とか、
もう要所要所で「魚座的慈愛」や「魚座的赦し」などがキラキラしているわけです。
タイミング的にも、本来であれば昨年2020年に上演予定だったようで。
コロナ禍の影響で2度の延期となり、今年の木星魚座入りの1週間後というタイミングでの公演となったことも、何だか意味深だなーと思ったのでした。
ストーリーが気になったので、原作も読んでみたのですが、よろしければ、皆様も来年(というか年末ですね)の魚座木星期の予習にどうぞ(私は図書館で2冊借りました。ミュージカルとはやはりテイストが全然違いますが…)。
そうそう、魚座の木星と言えば。
来週の6月21日(月)に逆行を始めます。
木星の逆行は10月18日(月)までで、途中、7月28日(水)に水瓶座に戻ります(わーい)。
木星は逆行によるデメリットが少ないと言われている惑星で(私もあまり気にしていません)、特筆すべき点はそんなにないとは思いますが、もしかしたら「追い風が減った」と感じる方もいるかもしれません。
詳しくは来週書く予定ですが、来週といえば、やはり同日の太陽蟹座入り&夏至の方がインパクトは大。
あと、今週の何もない静かな感じとうってかわって(明日は天赦日と一粒万倍日が重なるラッキーデーのようですが)、来週はけっこう天体の動きが多いです。
●2021年6月21日(月)太陽蟹座入り(夏至)/魚座での木星逆行開始(~2021年10月18日)
●2021年6月23日(水)水星逆行終了
●2021年6月25日(金)山羊座満月
●2021年6月26日(土)海王星逆行開始(~2021年12月1日)
・2021年6月27日(日)金星獅子座入り
こんな感じで、1週間でどどどっと、わりと一気に動きます。
なので、短期間での変動が気になる方は、今週中にある程度色々なことを済ませておくとよいかもしれません。
逆に、アグレッシブに変化を起こしたい方は(←私)、星の動きに合わせて自分も動いてみると良いのではないかと思います。
迷いや抵抗を手放せば、わりと大胆に動いていくことができそうです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
魚座木星期の世界観に自然と慣れてゆき、年末から本格的に始まる魚座木星期がさらなる飛躍の年となることを願って。