今日2021年6月11日(金)23時ごろ、火星が獅子座へと移動します。
今は様々な種類の星のエネルギーが錯綜している状態ですが、ここでまたちょっと流れが変わるのではないかなーと思います。
そんなわけで、今日は「火星の獅子座入りについて」です。
今回の火星獅子座入りについて
昨日まで火星が滞在していた蟹座は、火星にとっていまいち力を発揮できないサインでした。
でも、獅子座では通常モードなので、「ここ2ヶ月ほどはアグレッシブさに欠けてたな」という方は、今日のこのタイミングでまたスイッチを入れることができるのではないかと思います。
ハウスは昨日の双子座新月(金環日食)と同じ6ハウス。
なので、昨日の流れを汲んで進んでいく部分もあるのではないでしょうか。
それから、ちょっと気になっているのが、獅子座の火星とオポジションとなっている山羊座の冥王星。
なんとなく…これは課題というか、「今乗り越えておきたいこと(古い価値観を手放す、新たな自分への変化など)」のように思います。
火星の獅子座滞在期間は2021年7月30日(金)までの約2ヶ月弱。
キーワードはこちら。
★獅子座のキーワード
創造、自己表現、意志、情熱、喜び、楽しむ、演出力、自己尊重、威厳、力、エンターテイナ―、主役、華やかさ、セレブリティ、ゴージャス、自分軸で生きる、オーラ、堂々と、スポットライト、アイデンティティ、注目される、プライド・誇り、ドラマティック、カリスマ、セルフブランディング、自信、エネルギッシュ、強い存在感、個性 など
●火星のキーワード
本能、行動、実行力、情熱、積極性、エネルギー、モチベーション、勝利、男性的、争い、自己、トラブル、人為的な災害 など
火星×獅子座で「生きる喜び」にスイッチを入れる
獅子座と言えば、テーマの1つに「主役」や「生きる喜び」などがあります。
皆さんは「自分の人生を生きる喜び」を日々、全身全霊、体感することができていますか?
私は昨日、「この地球で生きてて良かった、幸せだと感じる瞬間はどんなときですか?」と聞かれる機会があったのですが、そう質問されたとき、しばらく何も答えられませんでした。
おもしろいくらいに何も言葉が出てこなかったんです。
そして、かろうじてできた返答も、「そう感じることができた瞬間が最近はない気がするから、わからない」でした。
ただ…それは私だけに限ったことではなく、今は多くの方がそのような状態にある、と聞きました。
多くの人が、「人生の楽しみが足りていない状態」なのだそうです。
そこで、今日は私からのご提案です。
今日から獅子座入りする火星、それから今月末、6月27日(日)に獅子座入りする金星を使って、一緒に獅子座的人生へとシフトしていきませんか?
獅子座は「楽しみや喜び」「自分の人生を主役として生きる」「まるで遊ぶように、喜びとともに生きる」「人生を好きなようにクリエイトしていく」、そんなサイン。
そして金星は「愛」「喜び」のサインです。
獅子座の火星のちょうど対抗にある山羊座の冥王星が意味するような「古い価値観で生きる、自分の本質とはかけ離れた人生」を終わりにし、「心の中の情熱に従って楽しみや喜びと共に生きる」、そんな人生をスタートさせるのです。
イメージとしてはこんな感じ。
●2021年6月11日(金)~6月27日(日)
→楽しみや喜びに従って生きる人生をスタートすると決める
→どんな生き方だと胸が躍るような人生になるのか再考する
●2021年6月27日(日)~7月22日(木)
→実際に獅子座的生き方を体感する
そして、新たな生き方を定着させ、7月の1回目の水瓶座満月や、8月の獅子座新月と2回目の水瓶座満月を迎えるイメージです。
年始によくフォーカスして書いていた気がしますが、今年は水瓶座が最重要サインとなってはいますが、ペアとなる獅子座も実は重要なサイン。
(12星座の流れで見ていくと、獅子座は基盤となる部分というか、獅子座ありきの水瓶座だと個人的には思っています)。
特に今年の獅子座新月はライオンズゲートが開く日と重なるため、例年以上にパワフルとなることが予想されます。
そのときに一気にシフトする、というのもアリだとは思いますが、今からシフトチェンジしていた方が、リバウンドが少なくやり直しもなく、変化のふり幅を大きくできる気がします。
もしよろしければ、今日から金星が獅子座入りする今月末くらいまでは、「楽しいこと」「喜びを感じること」にフォーカスし、今後の生き方を改めて考えてみてください。
火星のサイン移動で意識したいこと
火星の蟹座入りのときにも書いたこととなりますが、最後に今年の秋ごろまでの火星の動きと使い方について。
今年は意図的もしくは強制的に「風の時代仕様の自分になるための変化=リニューアル」を経験する人が多いとたびたび書いていますが、星の影響を受けている方、受けやすい方は、12星座の進度に沿ってそのプロセスを進めていく可能性が高いです。
サイクルが早すぎる月を除き、今、個人天体で12星座の進度が一番早いのが火星。
火星の持つ定義やキーワードをどう見るかで変わってきてしまうことではあるのですが、私は今年の火星は通常のテーマに加え、「潜入捜査」「偵察部隊」のような役割も担っているのではないかと思っています。
現象として表面化するのは太陽の移動のタイミングの前後になることが多いですが、火星がサイン移動したタイミングで、実はその星座で変化するための課題は始まっている気がするんです。
そして、ついこの前までは、多少のズレはあるにせよ、太陽、水星、金星の3天体が大体同じペースで進んでいたのですが、ここにきて金星が火星に追いついてきました。
来月の7月22日(木)には金星は乙女座入りし、その約1週間後の7月30日(金)に火星が乙女座入りするので、このころには金星が先陣を切る形で逆転することになります。
火星を「やる気や情熱」と見るなら、金星は「愛や喜び」。
つまり、来月には最初の一手が「自分の意思(意志)」から「自分が感じること」へとスイッチするわけです。
サイクルとしては、天秤座あたりの9月くらいに、太陽と火星の足並みが揃ってくるので、そのころまでは火星も先取り的な意味合いを持ちますが、金星がペースアップをしていることを考えると(金星の逆行は年末なので、それまでは独走する感じ)、獅子座的な生き方や感覚は今から1ヶ月くらいでつかんでおくのがベターなのではないかと思います。
星のエネルギーは自分だけの力ではどうにもできないことをサポートしてくれるので、とても頼りになります。
上手に利用していきましょう。
また、その星の特性とは合わない状態の自分でいると、星のエネルギーは受け取れないので(火星の場合は利他傾向にあったり自己肯定感が低くなってしまっていると運気に乗りづらい)、そこは意識的に調整してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
火星主動の今のこのタイミングで、「自分らしい生き方」「常に楽しさと喜びを感じる生き方」にダイナミックにシフトできることを願って。