先日、銀座のシャネル銀座ビルディング4階にある「CHANEL NEXUS HALL」で開催中の展覧会『MIROIRS – Manga meets CHANEL Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか』に行ってきました。
この展覧会は、CHANELと集英社・週刊少年ジャンプの漫画『約束のネバーランド』の原作者である白井カイウ氏と作画家・出水ぽすか氏の協業という新たな試みで、日本ならではの「漫画」という文化を独自の視点で構築しているそう。
会場では、Gabrielle Chanel(ガブリエル・シャネル)をモチーフに、白井カイウ氏と出水ぽすか氏による漫画『ミロワール(miroirs)』の世界観が、CHANELの美学とともに展開されます。
テーマは、タイトルにもなっている「鏡(MIROIRS)」。
3章構成の漫画に合わせ、赤・白・黒3つの空間で、シャネルのブランドの歴史からインスピレーションを受けて書き下ろされたという漫画と、ガブリエル・シャネルや白井氏、出水氏のメッセージ、シャネルの資料などが立体的に展示されています。
見せ方・魅せ方はさすがCHANEL、といった感じで、お近くの方は、実際に行ってその世界観を体感してほしいです。
ハイブランド×エンタメ、というよりは、生き方に対するメッセージ性が強いというか、何か強く訴えかけてくるものがあるというか…
見る人によって感じ方、受け取り方は違うと思いますが、とても不思議な世界観で、私は様々なことを「問われる」ような錯覚を覚えました。
こちらは、好きだなと思った絵画の1つ。
星は、タロットカードでは水瓶座に対応するシンボルです。
また、私は漫画が好きで、以前は漫画に関わる仕事をしていたこともあるのですが、身近だった漫画が大好きなブランドであるCHANELとコラボする、というのはとても革新的で、ここでも不思議な気持ちになったのでした。
機会があれば、もう一度訪れたいです。
素敵な時間をありがとうございました。
【Data】
『MIROIRS – Manga meets CHANEL Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか』
開催期間:2021年4月28日(水)~6月6日(日)
開催時間:11:00~19:30
※要予約・無休・入場無料
URL:https://chanelnexushall.jp/program/2021/manga/#REPORT