いよいよ3日後の2021年5月14日(金)、木星が魚座入りします。
と言っても、エネルギー的な変化はもう始まっているでしょうし、水瓶座から魚座への移行なので、「すごく変わった」という感覚はそこまでないかもしれません。
最近、何かにつけて「今は分岐点」と言っている気がしますが、今回の「木星魚座入り」、おそらくかなり大きな分岐点になると思われます。
先日、その分岐点で、右に行った場合と左に行った場合でどう変わるのか、その縮図を垣間見る機会があったので、今日はそのことについて書きたいと思います。
木星魚座入り後に起こり得ること
「分岐点の右と左でどう変わるのか」という問いに対する答えは、この記事のタイトルにも書いたとおり、「可もなく不可もなくそれなりに幸せ」と「すごく楽しい!すごく幸せ!」の違いです。
文字にするとそこまでの差はなさそうですが…
この2つの差、実際はかなり大きいと感じています。(「天国と地獄」とまではいかないまでも、近いものはある気が…)。
今年の木星魚座入りについては、なぜか私、去年からずっと気になっていて、木星の水瓶座入りよりも実は気になっていて、
それは、私の今年の運気がある意味木星に握られているから、
そして、ルーラー(海王星)とサブルーラー(木星)2つの星を従えた魚座のエネルギーの方が強くなることがわかっていた(水瓶座は恩恵を受けられなくなってしまう)から、
なのかなーと思っていたのですが、そんな単純なことではありませんでした。
今回、木星が魚座へ移動することにより、魚座が持つテーマやキーワードが世の中全体に反映・浸透していき、今後、社会は「魚座的世界観」「魚座的思想」にふわーっと染まっていきます。
魚座的、と言ってもキーワードはたくさんありますし、個人レベルで感知することも違うと思いますが、
個人的には、はじめにくるのは水瓶座のキーワードと本質的に同じ部分がある「愛(ワンネス)」と「スピリチュアル」ではないかとふんでいます。
で、
魚座的「愛(ワンネス)」は、水瓶座のキーワードだと「博愛・平等」、このあたりで、
魚座的「スピリチュアル」は、水瓶座的キーワードだと「波動・周波数・宇宙」、このあたりになるのかな。
水瓶座と魚座ではアプローチや解釈、捉え方にかなりの違いがありますが、つきつめて考えていくと「同じようなこと」になる(と私は思っている)のですが、
魚座的、となると、一気に拒否反応を示す人が増えるんですよね。
科学的根拠のない降ってわいたようなスピリチュアル的発想がとにかく嫌、みたいで。
まあその気持ちもわかりますし、別にそれで全然構わないとも思います。個人の自由だから。
ただ。
魚座的世界観への拒絶反応がわかりやすく出ている人には、ある共通点がありました。
ここが分岐点です。
魚座的世界観を「受け入れる」か「拒絶する」かで、例えば住む場所が1年中過ごしやすい気候の「ハワイ」か、ほぼ曇りか雨のジメジメして蒸し暑い「梅雨の日本」に分かれるとしたら…
「あなたはどちらを選びますか?」
木星魚座入りは「幸福感度の分岐点」
魚座的世界観への拒絶反応がわかりやすく出ている人たちの共通点。
それは、今を「特別不幸なことがない=幸せ」と明言していること。
現状や特定の人に対して何らかの批判や否定の感情があり、自分が正しいと思っていること。
「あの頃は○○だった」「あの頃は良かった」と、昔の常識を良しとしたり、過去の思い出をひっぱり出してくること。
この法則(?)に気づいた時、私はこれが「地の時代の呪い」のように思えて、自分もそうなってしまっていないか慌てて我が身を振り返りました。
私も魚座的なものは苦手だと感じることが多々あります。
最近、まったく理解できないと感じた「魚座的〜」は、漫画『約束のネバーランド』の主人公・エマの思想でした。
鬼の食用児として育てられた彼女は、「鬼に食べられずに生き続けたい」から、次第に「自分だけが助かるのではなく仲間も全員助けたい」「でも鬼を全員やっつけるのは違うから、それはしたくない」「鬼と人間、うまく共存できる方法を探したい」などなど、あらゆるシーンで気持ち悪いくらいの理想論をぶちまけていきます。
いい子ちゃんすぎてほんとイライラする!と思ったのは私だけではないはず(笑)。
でも、「魚座的な愛」というのはきっとこんな感じなんだろうな、というのは何となく理解できて。
自分を食べようとしている、食糧としか思っていない鬼との共存を考えるとか、まさにワンネスの発想ですよね。
だから、この「魚座的世界観」、私にも合わないだろうなあと思いました。
でも…。
これを否定したら、拒絶反応を示した人たちのように、私も今のすべてを否定して幸福感度が低くなってしまうような気がして、それが怖くなりました。
「早いところ魚座的世界観になじんでしまった方がいい」と思えたのは、今後の星回りを見てその方がいいだろうなと判断した、ということもありますが、
迷うことなく決断したのは、その世界観を受け入れて肯定的に生きている人たちと、根本から否定して生きている人たちの発する言葉を聞き比べ、その大きな違いに気づくことができたからです。
魚座世界観肯定派と否定派では、「発する言葉」が違うんです。
本当に違うんです。
先程は住む場所(環境)に例えましたが、
肯定派は「今すごく楽しいしすごく幸せ!」的なテンション。こちらが引くくらい、皆さん幸せそうです。
反対に、否定派は「特に嫌なことや不幸なことがあるわけでもないし、それなりに幸せ」という感じで、一見「足るを知る」的な印象なんですけれど…
肯定派と比べると、フォーカスしているところや尺度がネガティブだし、幸せになることに対して制限がかかっているような印象なんです。
ここ数週間、2極化した反応を見聞きしていて思ったのは、魚座的世界観を拒んでいると、今現在や未来に「本当の意味での幸せ」を感じられなくなってしまうのかな、ということでした。
そして、こんな問いが浮かんできました。
「その魚座的世界観への拒絶反応が今後の幸福感を大きく左右することになるとわかっていても、それでもまだ拒絶するの?」と。
私の答えは「NO」でした。
木星魚座入り後の約2ヶ月間、気をつけたいこと
最後に、個人的な感覚なのですが、私が木星魚座入り後の約2ヶ月間、気をつけなくちゃと思ったこと。
それは、「魚座の世界観」について、声に出して否定はしないほうがいい、ということです。
「スピってる奴やべー」とか、思うのは自由。
でも、自分の意見として声に出し、言語化し、発信するのはやめておいた方がいいと思いました。
時代に逆らうエネルギーを発することになってしまうから。
自分は「時代の流れに逆行することを望んでる」というメッセージを発信することになってしまうから。
特に今は双子座のエネルギーがどんどん強くなっている最中なので、双子座マジックで、それがどんどん現実化されてしまう可能性もあります。
本当はもっともっと楽しく幸せになれるのに、「大きな不幸がないだけの状態」が実現してしまったら…悲しくないですか?
同様に、周りの否定的な意見に同調するのも避けたいところ。
同調も、エネルギー的な見方をすると、反抗分子。新しい時代の流れから弾き出されてしまいかねません。
時期的にも今は「口は災いの元」になりかねないので、望まない現実を創ってしまわないようご注意ください。
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「魚座的世界観」への反応って、パラダイムシフトに似ているというか、パラダイムシフトそのもの、なのかもしれません。
風の時代の価値観で生きることができているか、それとも未だに地の時代の価値観に捉われて生きているか…。
何を良しとして、どのように生きるのかは自由です。
でも、時代の流れに逆らい、世の中を否定していたら、間違いなく幸福感度は低くなっていきます。
そして、自分ではきっとそのことには気づけません。
選ぶのも決めるのも自分次第。
どちらの未来を選んでもいいと思います。
でも、やっぱりちょっと考えてほしいのです。
「そこそこ」と「すごく」幸せな未来、「自分はどちらを選ぶのか?」ということを。
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最後までお読みくださり、ありがとうございます。
木星魚座入りによってもたらされる分岐点で、より人生を楽しめる、心から「幸せ」だと即答できる未来を選ぶことができますように。
あっ、「地の時代の価値観」をリリースするなら、5月26日(水)射手座の月食、6月10日(木)双子座日食を使うのがおすすめです。