今日2020年10月23日（金）8時ごろ、早くも太陽が天秤座を出て蠍座へと移動します。
先日の天秤座満月（10月17日・土）からまだ1週間も経っていませんが、（そして次の蠍座新月まであと3週間くらいありますが）、早い方は、そろそろ蠍座のエネルギーの影響が出てくるのではないかと思います。
特に今は水星も蠍座で逆行しているので、先週くらいから蠍座の影響を感じていた方も多いかもしれません。
蟹座2回目の新月以降、今年は新月サイクルより太陽サイクルのエネルギーの影響の方が強く出ている私も、1～2週間前くらいから深く考えたり根本から見直しを迫られたりと、随所で蠍座っぽい影響が出始めています。
それ以外にも、「早すぎる自伝」ワークをやっているせいか、過去の記憶がやたらと思い起こされたり、深層心理を投影したような夢を見てそのことについて考えさせられたりと、主にマインド面などで向き合うテーマが徐々に変わってきた気がします。
ちょっと前までは「バランス感覚」がテーマだったのに、そこからうまーく比重が「内省」へとシフトしている感じ。
もちろん、天秤座の「バランス感覚」的な部分もまだテーマとしては残っているのですが、モードとしてはすでに蠍座です。
ここでちょっとおさらい。
●占星術での太陽とは
自我、本質、個性、意思、父性、権威、支配、目的意識、人生の目的、自分の存在価値などを表す。能力を発揮するための方法。創造性や個性を大いに発揮できる分野。
●蠍座はこんな星座
探求心、洞察力、集中力、情念、執着、秘密主義、用心深さ、徹底的、生と性、死と再生、変容、深層心理などを表す。
●太陽×蠍座の組み合わせで起こりうること
・使命や全身全霊をかけて取り組めることが見つかる
・人生を賭けて探求したいこととの出会い
・ソウルメイトとの出会い
・強い感情を抱かせるような重要な出来事が起こる
・神秘や人の深層心理などの探求や解明
・遺伝的な才能を生かせる仕事が見つかる
・先祖の遺志を受け継ぐ
・誰かの跡を継ぐ
など
一般的な解釈としては、今後、上記のようなことが起こりやすくなると言えます。
ただ、占星術を学べば学ぶほど思うのですが、太陽や月、各種惑星の影響の出方って極論本人にしかわかりません。
自分のケースで考えてみても、個人的な傾向を知って、ようやくトランジットのホロスコープを役立つものとして使えるようになりました。
なので、一般論を鵜呑みにするのではなく、そこからご自身用にカスタマイズして活用していただくのがよろしいかと思います。
個人的には、地の時代から風の時代へのパラダイムシフト直前なので（もう変わりつつある気もしますが）、最後にもう一度深く自分のことを見つめ直し、必要であれば、新しい自分に生まれ変わるための変容が起こるのではないかと思っています。
私が今影響を受けているのもこの部分。
今回は蠍座に合わせ、意識的にそうした流れを作った部分もあるのですが、見事に「内省→変容」の流れをたどっています。
太陽と月、そして各星座の影響の出方（早いか遅いか、大きいか少ないかなど）にはかなり個人差があり、この時期は2つの星座のエネルギー（タイミングによってはもっと増える）がどんなふうに出るかわからず、私も以前戸惑ったことがあり、わかっていると対処もしやすいので、ご参考になれば幸いです。
（なんとなくのイメージとしては、上に煽られる「火」や地に足のつかない「風」のエレメントの星座の方は太陽の蠍座色が早めに出始め、地に足のついた「地」や下に向かって流れる「水」のエレメントの星座の方は引き続き新月の天秤座色なんじゃないかなーという感じです）。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
風の時代、そして水瓶座グレートコンジャンクションに向け、再度自分を見つめ直し、今後さらに幸せに生きていくために必要な変容をスムーズに遂げられることを願って。
