数ヶ月前から、意識的に食事量を減らすようにしています。ダイエットではなく、内臓への負担を減らし、脳や身体全体のパフォーマンスを上げるためです。
代謝や消費エネルギー、腸の消化力に対して明らかに食べ過ぎている私は、身体のエネルギーのほとんどを消化に使っていたため、最初は「身体に負担をかけているからやめよう」と思い、始めたのですが、食べたときと食べない時のパフォーマンスの違いを少しずつ実感するようになり、食べ過ぎによるパフォーマンスの低下がすごく無駄に思えて、なんとなくの食事改善がいつしか本格的になっていました。
そして、ムラキテルミさんのセミナーで具体的な食事法をお聞きして、とりあえず食べない時間(空腹の時間)を多くしてみようと食事を1食にして食べている時間も短縮したところ、なんと翌朝、耳から砂の塊がポロっと落ちてギョッとしました。
多分これ、1か月前くらいに砂浴をしたときのもの。砂が耳に入ってしまい、とれなくなっていたものです…。しばらく耳がおかしくて、耳の奥でずっと変な音がしていたのですが…放っておいたら今になって出てきたようでした。
食べないことで、消化のエネルギーを身体の他の部位のメンテナンスや排出(デトックス)に使えるようになる、ということは聞いていましたが、わかりやすい形での遺物の排出を目の当たりにして、身体の機能のすごさに朝から地味に感動してしまいました。
そして、食べないメリットを新たに増やしてしまいました(笑)。
今は皮膚からの毒素の排出(蕁麻疹や湿疹のような皮膚疾患)の症状も出ていて、「身体が溜め込んだ毒素を排出して良くなっている過程…」と思って静観しています。
普通はこの症状をどうにかしようとしてしまいますが、これを止めてしまうと、体内の毒素を抜くことができず、蓄積することになってしまいますからね。
あまり表立ったところには出てこない話ですが、皮膚も立派な排泄期間で、人は皮膚からも毒素を排出しているそうなんです。砂浴がまさにそれで、砂浴を8時間行った方は、その後しばらく皮膚から毒素が出ていたそうで、お家の植物が毒素で一気に枯れてしまったそうです(何という破壊力…)。
砂浴のような定期的なデトックスも必要かもしれませんが、やはり食べる量や回数を減らすことで、日々身体のメンテナンスを行う時間とエネルギーを確保する方がいいのかなと思います。
ただ、以前は食事をすることで1日に少なくとも3回は幸せになるタイミングがある、と喜んでいたほど食のプライオリティが高かったので、食事の回数を減らすのは身体以上に脳がストレスを感じています。
身体より先に脳が空腹を訴えるんです…!そして、満腹になっても「まだ食べ足りない」という指令を出すんです…!(涙)
胃などの内臓は少量の食事に慣れ始めているので(身体と脳の空腹感の違いが少しずつわかってきた)、このまま脳のデフォルトとなっている「2〜3食習慣」も1食(もしくは1.5食)に変えていけたらいいなと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ふと思ったのですが、「食べない健康法」が少しずつ増えているのも、もしかしたら地の時代から風の時代への移行の前兆、変化の表れ…なのかもしれないですね。
食べ過ぎないことで、健康な身体や身軽さなど様々な恩恵を得られることを願って。