先日、友人との電話で占星術について熱く(?)語っていたら、「占い師になったら?」と言われました(笑)。
確かに占いは好きだし、今すごく没頭して学んでいるものではあるけれど…占い師になりたいのかと言われると、それはちょっと違う気がしています。どちらかと言うと、個人が自分のネイタルホロスコープやトランジットを読むためのHow toを伝えたり広めたいのです。例えば、OfficeやAdobeのソフトを便利に使うためのスキルのようなイメージで。
まずはちょっと長いけれど前置き
自分のことや自分の傾向を知るため、そして運気などを見るためのツールとしてとても使えると思っている占星術。
実は占星術は水瓶座の管轄。水瓶座を象徴するキーワードなんです。(そういう意味では私に向いているのかもしれません)。
年末の水瓶座グレートコンジャンクションを機に、これからさらに水瓶座色が強くなるにあたり、占星術は今後もっと多くの人が興味を持つものになるのではないかと思っています。星占いの在り方も、今のような占い師さんの占いを「見て知る」ものではなく、個々が自分のために「使っていく」ものになるんじゃないかな、と。
以前、こちらの記事でも書きましたが、そもそも私の星読みは、月や惑星の影響を受けているのに、星占いはほぼ当たった試しがない、というところからスタートしています。
実際、過去に何度か占い師さんに個人鑑定してもらったことがありますが、参考になるようなアドバイスはほぼもらえませんでした。
でも…考えてみたらあたり前。その占い師さんたちは私のことを良く知らないのですから。
たまに、西洋占星術の基礎的な考え方のようなものを教えてもらえることがあり、今思えば自分のホロスコープの解釈ではなく、そのような知識の方がよっぽど勉強になった気がします。
私は、自分のホロスコープを一番詳しく読み解けるのは自分、その人本人だと思っています。
それは、知識としてある程度決まった占星術の解釈を、自分に当てはめて考えた場合、どう生かすことができるのか、その答えを一番的確に導き出すことができるからです。
ある程度決まった型である占星術の解釈を、基本、占い師さんたちは自分用にカスタマイズしてはくれません。以前、「コールドリーディング」という言葉が流行りましたが、本当の意味で役立つアドバイスをしてもらえるケースはあまりないんじゃないかと思います(視える系の方は別です)。
時代を読むことにも自分の本質や人生を知ることにも使える占星術。友人は「占い師になれば?」と言ってくれたけれど、私は人のホロスコープを見てアドバイス、という鑑定のようなことではなく、個人が自分なりに星読みをできるようになるお手伝いをライフワーク的にやっていけたらいいなと思っています。
星占い初心者におすすめの本2冊
というわけで、前置きが長くなりましたが、星占い初心者が自分のホロスコープについて知るのに良いのではないかと思う、私のおすすめの本は2冊です。
【初心者向け】星占いを楽しく取り入れるならMOOK
まず、ライトな入門書としておすすめなのが、ルナロジー創始者のkeikoさんが毎年年末くらいに出しているマガジンハウス・ananのMOOK。
昨年発売した今年用のものは『anan SPECIAL Keiko的Lunalogy 2020年、勝負年を制する! 月星座パワーブック』というタイトルです。
自分の月星座を知って開運するための本で、実践的な内容が多いので、体感として占星術を取り入れた生活や生き方が身につきやすいです。今年も年末ごろに発売されるのではないかと思います。
【勉強したい方向け】本格的に解読するなら基礎からわかる書籍
そしてもう1冊は、本格的に自分のホロスコープを星読みするための手引書とも言える『宇宙が描いた設計図 魂のブループリント 魂に刻まれた《本当の自分》を知れば人生はずっと楽になる』。
KeikoさんのMOOKと違って少々小難しい内容ですが、星読みの基礎から12星座別の解釈なども載っているので、学問的に見つつ学びつ…をするならこちらを手元に置きながらホロスコープの解読をしていくといいと思います。私もよく使っています。
それから、お金をかけずに星読みをするのであれば、うまくネットの情報を使うのもおすすめ。色々な人が様々な角度から解釈をしていておもしろいです。解釈については好みがあるので、ご自身でネットサーフィンをしながら調べていただくのが勉強にもなり良いと思います。
ネイタルホロスコープを出すのにおすすめのサイト
肝心の自分のホロスコープを知るためのサイトですが、サイトにより出せる惑星の数や種類などは違います。なのでおすすめというよりは、好みに合わせてお選びください、という方が正しいかな。
自分のホロスコープを調べる際、より正確な情報(という表現が正しいかはわかりませんが)を見るのであれば、生まれた時間と場所(緯度と経度)を事前に調べておくと楽です。もちろんなくてもホロスコープは出せますが、出生日によっては生まれた時間や場所によって、惑星の位置やハウスが変わってくることがあります。
【初心者向け】ルナロジー創始者・Keikoさんのサイト
太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、天王星、海王星、冥王星の主要10天体のハウスとアスペクトがわかります。惑星×星座×ハウスが書いてあるので、ホロスコープを読めなくてもわかりやすいと思います。ASC(アセンダント)、MCの星座もわかります。初心者の方は、まずはこれだけわかれば十分ではないでしょうか。
【上級者向け】かなり細かく調べられるサイト
上記サイトの惑星・感受点以外にも、キロンやリリス、小惑星(セレス、パラス、ジュノー、ベスタ)、ドラゴンヘッド&ドラゴンテイル、バーテックス&アンチバーテックスまで調べることができます。
調べられる項目が惑星・感受点を合わせて20コあるので、主要10天体以外も見たい、という上級者におすすめです。ハウスカスプ表やアスペクト表もあって便利。
天体の度数やサイン区分が一目でわかるサイト
http://www.horoscope-tarot.net/
こちらのサイトで調べられるのは主要10天体+ASC&MCのみですが、天体の度数やサイン区分を見ることができます。特にサイン区分は、各エレメントの惑星分類や二区分・三区分がわかって便利です。アスペクト表もシンプルで見やすいのが◎。
太陽星座と月星座の解釈を見るならこちら
http://moon-cycle.net/moon_sign.html
このサイトには、太陽星座と月星座の解釈が12星座別に記載されています。当たっているかどうかは個人の判断となりますが、ご参考までに。
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上記でご紹介したものは、あくまで私が使いやすいなと思ったものです。合う・合わないはあると思いますが…星読みの第一歩としてお役に立てば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
人生に生かせる星読みができるようになることを願って。