5月の惑星逆行ラッシュ。冥王星、土星、金星に続き、今日2020年5月14日(木)23時半過ぎ、日付が変わる直前に木星が山羊座で逆行を始めます(正確には逆行しているように見え始めます)。
今回の木星逆行は9月13日(日)までで、期間は約4か月。
大吉星・木星は、昨日から逆行を始めている吉星・金星同様、逆行の影響がそこまで出ない惑星だと言われています。社会天体なので、同じく逆行中の土星の力を後押しするなど社会の動きに影響するかもしれませんが、個人的にはそこまで気にしなくてもいいのでは、と思っています。
ただ、影響がまったくないわけでもなさそうなこと、あと、木星は逆行中も普段とは違った角度から力を貸してくれそうなので、木星逆行による影響と、逆行中に意識したいことや開運アクションについてまとめてみました。
木星逆行の影響について
木星はラッキースターとも言われ、「チャンス」や「可能性」を象徴する惑星。何かを拡大・発展させたり、人間の成長を促すような働き(?)があります。
その木星が逆行するとどうなるか?
スムーズだったことが思うように進まなくなったり、停滞したような流れに転じます。また、今まで拡大したものを縮小するようなことも起こるかも…。ラッキーの反対で、何だか微妙にツイてない、運が悪くなった、と感じる人もいるかもしれません(私です)。
ただ、木星は大吉星で社会天体。他の惑星とのアスペクト(天体配置)にもよりますが、個人への悪影響はそんなにない、というのが多くの占い師さんの見解です。個人的にも、逆行(のような動きを見せる)8惑星の中で、一番ネガティブな影響が少ないのではないかと思っています。
もし、トラブルが起こるとしたら、海外や法律、宗教や思想に関すること。注意するとしたら、度を超えてしまったり過剰になりすぎてしまう「何かのし過ぎ」だそうです。
社会全体への影響としては、海外や法律、宗教や思想に関することと、同じ社会天体の土星が逆行しているので、この土星の影響を拡大する可能性は…ありえそうです。
(そういえばちょうど今、検察庁法改正案のことが注目されていましたね…。抗議ツイートは土星と水瓶座のタッグだと見ていましたが、注目がどんどん集まっているので、木星の力も働いた、と見てもいいかもしれません)。
約4か月続く木星の逆行期間にしておきたいこと
惑星の逆行中は、見直しや振り返り、復習などに適していると言われています。特に木星は大らかに様々な物事を拡大・発展させていくので、逆行中は特に振り返りと軌道修正が必要なのではないかと思います。あとは、やり残したことや、手付かずになってしまったことへの再挑戦も良いと言われています。
振り返る期間は、昨年木星が山羊座入りした2019年12月3日ごろからが良さそう。過去約半年間で起こったこと、反対にやり残してしまったことなどを振り返り、リベンジしたり軌道修正をしたり。自分の可能性の棚卸をして、理想の実現のためのプランを練り直す、自分を高めるための行動をする…そのようなことに適切なタイミング。
英語などの語学勉強に力を入れるのも良さそうです。
また、本来、射手座のエネルギーは射った弓矢のように遠く外側へ向く力ですが、逆行中は内側に向かうことによって、射手座の司る「哲学」のように、深く内省、内観するようなこともあるかもしれません。その場合はそれも◎。
惑星の逆行中はおとなしくしていたほうが良さそうな傾向にありますが、木星の逆行期間は行動をしないのではなく、勉強をして力をつけたりこれからの準備をしたり、自分の成長につながるような行動をすると良い期間。
やりたいことや促されることは人によって違うと思いますが、変動まっ最中の今の社会と自分の理想を今一度照らし合わせ、今から軌道修正しておくと、年末から始まる水瓶座グレートコンジャンクション、水瓶座木星期、そして風の時代をスムーズに迎えられるのではないかと思います。
木星の逆行を最後に、5月の逆行ラッシュは一段落。6月中旬以降に水星と海王星の逆行が始まります。これから秋ごろまではそれぞれが態勢を立て直すような逆行期間。停滞の時間を有効活用して、来たる新時代の準備を始めましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
木星逆行期間である今日からの約4か月、有意義な時間の使い方でさらなる成長を願って。