君と僕で地球と月の関係をなぞるBTS・JINの『Moon』という歌

韓国のヒップホップグループ・BTS(防弾少年団)のにわかARMYです。
熱狂的ではありませんが、彼らの楽曲が好きで、全世界の多くの人に愛や夢を届ける姿というか在り方をリスペクトしています。

少し前まではBTS熱が下がっていたので、音楽もあまり聴いていなかったのですが、最近、一度聴いてから頭から離れなくなり、ずっと聴いているのがBTS・JINのソロ曲『Moon』。

日本では2020年2月下旬に発売されたアルバム『MAP OF THE SOUL:7』の中の1曲です。

チアされるような明るい曲調の歌なので、私が好きそうな感じではないのですが、初めて聴いたときになぜか気になってしまい、なぜだろうと思っていたら…『Moon』というタイトルを見て納得。

さらに「君と僕」を「地球と月」の関係になぞるという歌詞(和訳)を見て、納得。

また、歌詞がわからないのに曲を聴いて無意識に感じとってしまう特技が出ました(笑)。

『Moon』の歌詞で特にすごいなと思ったのは、「僕が月」で「君が地球」という斬新な設定。月である僕が地球である君を「きれいだ」「ずっと傍にいる」と伝える歌なのですが…地球に住む私たちは月を肉眼で見ることはできても、地球を客観視することは画像データくらいでしかできません。地球を肉眼で見ることができるのは宇宙飛行士くらい…?

そこを、月からの視点で地球を見るなんてすごい発想。(さすがJIN현…?)。

この曲をきっかけに、世界中の人が月をもっと身近に感じ、地球環境についても考えを改めたり行動を見直すような風潮になったら嬉しいな、と勝手に期待をしてしまいました。

(実際のこの曲の成り立ちは、月が地球の周りを回るようにそばにいる、という意味を込めて、JINがARMYのために作詞・作曲した歌だそうですが…)。

全世界の様々な年齢層に声が届く立場の人が、このような形で「月と地球」という題材を取り上げて歌ってくれるのはすごくいいな、と思いました。

よろしければBTS・JINの『Moon』、聴いてみてください。
(JINのソロ曲は、かわいがっていたペットたちのことを思いながら書いたというバラード『Tonight』もおすすめです)。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

昨日、4月中旬のソウル公演を皮切りにスタートする予定だったBTSのワールドツアー「MAP OF THE SOUL」が、新型コロナウイルスの影響で、すでに発表済みのツアーの全日程を中止し、今後新たなスケージュールを組み直すと発表されました。欧州や日本などを含む18都市計38回の公演が白紙に…。多くの方が楽しみにしていたことと思います。

今もこうして生きていられることに感謝するとともに、コロナウイルス禍が早急に終息し、喜びと希望に満ちた日々が戻ってくることを願って。

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