身体の声を優先することで人は日々を生き抜いている

曇天や雨天が続くと、朝の日光浴がとても尊く思えます。ただただ、幸せだなぁと感じます。

外出自粛生活を始めて1ヶ月以上が経ち、このような何気ない体の感覚、実はすごく大事なのかも、と改めて思っていたりします。

というのも、身体の心地よさを優先して行っていることが、実は身体に良いことだったと次々と後付けされているからです。

毎朝太陽が出ていたら日光浴したくなるのも(ビタミンD生成)毎日柑橘系の果物が食べたくなるのも(ビタミンC摂取)、体がだるくて動きたくなってしまうのも(運動不足解消)、全部、今、体に必要なこと=生きるために必要なこと、でした。

脳はエゴイスティックで理性的、体は本能的だと何かで読んだことがあります。生命の危機にさらされているこの状況下では(今までと比べて、という意味で、本当の意味でのサバイバルにはなっていませんが)本能が鋭くなるというか、もともと身体に備わっている生きるために不可欠な感覚が、非日常の中で無意識的に動き出すのかもしれません。

身体の声(本能)を優先することで、人は日々を生き抜いている。
ふと、そんなことが頭をよぎりました。

今、私たちは様々な情報にさらされ、頭で色々と考えて判断しがちです。でも、自分にとって必要なことは、きっと身体が一番わかっているんです。

そんな体の声に耳を澄ませるには、五感を大事にすること。研ぎ澄ませること。

人によってそれぞれ優れた五感があるそうですが、私の場合は体感覚(触覚)でした。でも最近は他の感覚も鋭くなってきているようで、特に聴覚は今までとの違いを顕著に感じます。視覚も、見るもの見えるもの、見つけるものが、今までとは少しずつ変わってきました。

頭で考えることではなく、心と体の声を大切にする。そんなちょっとしたことが、今後、そして有事の時にこそ自分の助けになってくれるのではないでしょうか。

牡牛座で新月となり、太陽も月も五感を司る牡牛座入りしている今。このタイミングなら、五感を意識するだけで、さらに各感覚を高めることができそう、そんな気がしています。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
写真は私の身体が定期的に欲する表参道「くれは食堂」のごはん。「無性に食べたくなるもの」も、そのとき身体が必要としているものなのだと思います。そんな感覚を、大切に。

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