新型コロナウイルスによる世界の非常事態と、「前代未聞」「未曾有」などの言葉が飛び交い、多くの人が恐怖と混乱の最中にいる現在。
社会に影響を与える土星が水瓶座入りする数週間前から日本でも風向きが変わり、短期間で世界の在り方が急激に変わりました。そのこと自体はとても驚いてはいますが、一方で意外と冷静に現状を見ている自分もいます。
おそらくそれは、西洋占星術で「今年が時代の節目にあたる年であり、何か大きなことが起こる」ということを、天体の動きが示唆することとしてなんとなくではありますが事前に知っていて、ある程度心構えのようなものができていたから。
どのようなことが起こるのかは想像できなかったけれど、多くの占星術師が「何かをきっかけに世界が変わる」というようなことをおっしゃっていたので、今起こっていることに対して「こういう形で起こったのか」という考え方ができました。
「なぜこんなことになったのか」と答えを模索することなく、過度に不安にならずにすんだのは西洋占星術の星読みのおかげだと思っています。
西洋占星術といえば、一般的には12星座別の星占いなどが身近でしょうか。当たる当たらないは別として、私ももう10年くらい前から星占いで今後の運勢を予測しているので、ある程度はその便利さをわかっているつもりでしたが、今回のことでそのすごさを改めて実感しました。
西洋占星術の使い方(?)は大きく分けて3つ。
・出生時の星の配置で個人を見るパーソナル分析
・出生時の星の配置と現在の星の配置を照らし合わせて個人の現在や未来の運勢を見る星占い
・星の配置から未来の世相や社会の動向を占う予知予測
今回特に良かったと思ったのは、現在、そして今後の天体の動きが地球、社会にどのような影響を及ぼすのかを知ることで、事前に心構えができること、それがどれだけ冷静さにつながるか、ということでした。
以前、取材をさせてもらった占い師さんが「占星術は転機予報」とおっしゃっていて、ものすごく感銘を受けたのですが、占星術はたしかに「転機予報」なんです。
天気予報で、事前に台風が来ることを知っているのと知らないのとでは対応や行動が変わるのと同じなんです。
特に今のように変化が大きすぎる時は、なんとなくでもこの「事前に知っておく」ということは、変化に直面したときに慌てないためにも有効なことだと今回のことで実感しました。少なくとも私は、変化が訪れることを知っていたおかげで、目の前で起こっていることに対して「客観視する」という視点を得ることができました。
2000年から始まったと言われている水瓶座の時代。
そして、2020年年末から始まる水瓶座でのグレートコンジャンクション期は、この「占星術」をうまく使うことが、人生をより良くしてくれるのではないかと思っています。
なぜなら、水瓶座は「占星術」と縁の深い星座だから。
天体・惑星の影響を地球がどのくらい受けているかというのは、今回のようにわかりやすいケースもあれば、よくわからないこともたくさんあります。また、地球全体として影響を受けることもあれば、感受性の個人差により、惑星からの影響を受けやすい・受けにくいなどが大きく変わると思います。まったく影響を受けない(というよりも気づかない)方もいることでしょう。
でも、空気や匂いで雨が降るかを感知することができなくても、私たちは天気予報を見て、雨が降るかもしれないことがわかっていたら、多くの方が傘を持って出かけたり、その日は外出をやめたりすると思うんです。
天体での惑星の動きが地球に与える影響を事前に予測する方法、それが西洋占星術。
天気予報のように、もっと多くの方が西洋占星術を上手に活用してくれたらなと思います。
2020年の惑星の動きで影響が気になるのはこちら。
(今日も不安定な星の配置だったので心配していましたが、わかりやすいオオゴトは起こらなかったので安心しました。水面下での権力行使はあったようですが…それが明るみに&影響が出るのはもう少し先で、気づかない&影響がない人もいそうですし、何より「従うが吉」な星まわりなので、これで良かったのかな…?)。
【2020年の気になる主な天体の動き】
・4月26日、10月4日→冥王星が逆行、順行と動きを転じるタイミング。この前後は社会が揺れる可能性あり。
・5月11日、9月29日→土星が逆行、順行と動きを転じるタイミング。この前後は社会が揺れる可能性あり。
・5月13日~6月24日→金星の逆行期間。(個人的にはそこまで影響がないと思っていますが)VOGUEの記事で占星術師の見解では「政治にも影響を及ぼす」という記述を見たので記載。
・6月18日~7月12日→水星逆行期間。交通機関の乱れ、コミュニケーションや電子機器のミスなどに注意。
・6月21日→蟹座金環日食。日食の影響で感情が揺れるかも…。夏至でエネルギーが変わるタイミング。
・7月1日、7月2日→土星が水瓶座から山羊座に戻るタイミング。ここ最近の急激な変化が少し落ち着くかも…?
・9月9日~11月13日→火星の逆行期間。短気や喧嘩っ早くならないように注意。
・10月13日~11月3日→水星逆行期間。交通機関の乱れ、コミュニケーションや電子機器のミスなどに注意。
・12月15日→射手座皆既日食。「コミュニケーション、政治、メディアに関して、真実を明らかにする動きと深く関連」とは占星術師のジュリアナ・マッカーシーのお言葉。こちらもVOGUEの記事より。
・12月17日~12月22日→木星、土星水瓶座入り。冬至。水瓶座グレートコンジャンクション。この前後も大きな変化が起こりそうな予感。
※変化など何か影響があるかもしれませんが、何もないかもしれません。また、その変化や影響が良いことか悪いことかはわかりません。
参考になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
西洋占星術・占星学という素晴らしい学問が、今以上に多くの人の手助けとなることを願って。