「歴史的瞬間」と聞いてどんなイメージを持つ…?
どこか名誉的でポジティブなイメージだけれど、
もしかしたらそれはいいことだけではないのかもしれない。
今、私たちはまちがいなく、
未曾有の事態の最中に、
世界を舞台にした恐慌の歴史的瞬間に存在している。
学生時代に教科書の中で見た数々の歴史のその先に、
長い月日が凝縮された文字の先にある現実に、
私たちは今生きている。
今ここで起きていることは後世にどのように伝えられるだろうか。
それとも後世なんてものはないのだろうか。
ただ、私たちはそんな歴史的瞬間に存在している。
そしてそれは1つの事実でしかなく、
それをどう受け止めるのか、
それだけでしかない。
今が不安な日々の連続なのか、
革新へのプロセスなのか、
それとも歴史のひとコマなのか。
選ぶ自由は今ここにもある。
誰の手にも、心にも。