今朝の東京は久しぶりの快晴。
ここ数日、雪から始まり雨や曇天が続いていたので、太陽の日差しを浴びた瞬間、心身ともにエネルギーチャージをしたような感覚になりました。
暖かな日差しに、春がきたことを実感します。
でも、春とともに訪れたのは、想像もしなかったような未曾有の現実。
新型コロナウイルスによる感染者が急増し、ロックダウンやオーバーシュート、首都封鎖などの言葉が飛び交い、ウイルスだけでなく恐怖と不安も蔓延していく日々。
「平和ボケ」なんて言葉をどこかで聞きましたが、「生きること」に対して鈍感になりすぎてしまった私たちは今、直接的にも間接的にも、日に日に生と死に直面させられている気がします。
そんな状況下だからか、「ありがとう」と思う回数がものすごく増えました。
意識していたわけではないのですが、気づくと「ありがとう」とつぶやく自分がいます。
今朝の快晴に対しても「ありがとう」、
毎朝食べるフルーツがおいしくて「ありがとう」、
誰かからの連絡に「ありがとう」、
有益な情報に出合って「ありがとう」。
以前、意識的に「ありがとう」と感謝できる物事にフォーカスしていた時期がありましたが、全然そういうレベルではないんです。
感謝の気持ちが自然に増えたんです。
無意識に感謝の対象へとフォーカスしている…。むしろ制限されていることの方が多いはずなのですが…不思議。
こんな時でも感謝できることが身近にたくさんある私は幸せ者なんだと思います。
そして、こんな時だからこそ、不安や恐怖ではなく、感謝や幸せに目を向けて自分を見失わないことが大切なんだそう。
今、必要なことを、意識的にではなく自然とできていること。
そんな自分にも「ありがとう」。